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平成19年 8月21日作成

医療機器改修の概要

(クラスII)



  1. 一般名及び販売名

    一般的名称 :  据置型アナログ式循環器用X線透視診断装置
    販売名   :  循環器X線装置 アドバンテックスLCシリーズ
    
    一般的名称 :  据置型デジタル式循環器用X線透視診断装置
    販売名   :  多目的X線撮影システム INNOVA
    
    一般的名称 :  据置型デジタル式循環器用X線透視診断装置
    販売名   :  心臓血管X線撮影装置 INNOVA 2000
    
    
  2. 対象ロット、数量及び出荷時期

      循環器X線装置 アドバンテックスLCシリーズ
      製造番号 :YX1019、YX1530、YX1681
      計 3台
    
      多目的X線撮影システム INNOVA
      製造番号 :XF0149〜XF0155、XF0200、XF0250、YV0006、YV0007、YV0027〜YV0029、
      YV0031〜YV0040、YV0042〜YV0048、YV0050、YV0051、YV0054〜YV0068、
      YV0070〜YV0075、YV0077〜YV0079、YV0081
      計 57台
    
      心臓血管X線撮影装置 INNOVA 2000
      製造番号 :YX1492〜YX1494
                計 3台
    
    数量   : 国内 63台
    出荷時期 : 平成 10年 12月 〜 平成19年 7月
    
    
  3. 製造販売業者等名称

    製造販売業者の名称 :  ジーイー横河メディカルシステム株式会社
    製造販売業者の所在地:  東京都日野市旭が丘4−7−127
    薬事の業態     :  第一種医療機器製造販売業
    業許可番号     :  13B1X00150
    輸入先製造業者   :  ジーイーメディカルシステムズS.C.S.(フランス)
    
    
  4. 改修理由

    海外において、当該装置の構成品であるLCDモニターを自由な方向へ動かすことが出来
    る天吊型のモニター保持装置がアーム接合部から外れてLCDモニターが落ちる事例が報
    告されました。製造元による調査の結果、LCDモニター落下の原因は、設置作業におけ
    る作業ミスであることが判明しました。
    弊社といたしましては、類似のLCDモニター保持装置を使用している施設に対して点検
    作業を行い、万一問題が見つかった場合は、現地にて是正する作業を行います。
    
    
  5. 危惧される具体的な健康被害

    本事象では、保持装置とLCDモニターがケーブルでつながっていることから、自由落下
    することはなく、健康被害に繋がる可能性は少ないとないと考えておりますが、手術中な
    どにモニターが落下した場合には、健康被害につながる可能性を否定できません。なお、
    これまでに国内外において健康被害の報告はありません。
    
    
  6. 改修開始年月日

        平成19年 8月17日
    
    
  7. 効能・効果又は用途等

      本装置は、心臓血管系、頭・腹部血管系、四肢血管系または脈管系において、カテー
      テルを使用してX線吸収率の高いヨード系造影剤を心臓または血管の内腔に注入し、
      血流の状況や血管の走行、形態、弁の動きなどをX線によって連続的に撮影検査し、
      診断画像の収集、画像データの処理、管理及び転送を行うものです。
      そして近年では血管内治療IVR(Interventional Radiology)にも使用されます。
    
    
  8. その他

      納入いたしました医療機関はすべて弊社が把握しておりますので、連絡の上、改修を
      実施します。
    
    
  9. 担当者名及び連絡先

    担当者名 :     財部 健・山田 藤昭
    連絡先  :     ジーイー横河メディカルシステム株式会社
              東京都日野市旭が丘4−7−127
              電話 042 - 585 - 5811(直通)
              FAX 042 - 585 - 5911