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一般名及び販売名
一般的名称 : 全身用X線CT診断装置 販売名 : マルチスライスCTスキャナ LightSpeed
対象ロット、数量及び出荷時期
製造番号 :QB5001〜QB5020、QB5030、QS0001〜QS0010、QS0012〜QS0020、QS0102〜 QS0106、QS0108〜QS0120、QS0122〜QS0159、QS0161〜QS0167、QS0170〜 QS0174、QS0176〜QS0180、QS0185、QS0200、QS0201、QS0213、QS0222、 QV0026、QV0029、QV0030、QY0017、SG0046、XG0009 数量 : 国内 124台 出荷時期 : 平成16年 11月 〜 平成19年 3月
製造販売業者等名称
製造販売業者の名称 : ジーイー横河メディカルシステム株式会社 製造販売業者の所在地: 東京都日野市旭が丘4−7−127 薬事の業態 : 第一種医療機器製造販売業 業許可番号 : 13B1X00150 輸入先製造業者 : ジーイーメディカルシステムズ(アメリカ)
改修理由
当該装置の構成品である患者テーブルの天板をアンラッチ(テーブル天板ロックを解除) した場合、テーブル天板の位置表示が不正確になる可能性があることが海外(米国)の医 療機関より指摘されました。製造元にて調査の結果、VT1700およびVT2000型の患者テーブ ルで構成された当該装置においてガントリーパネルのテーブル移動ボタンを使わずに、ア ンラッチによってテーブル天板を引き出した場合、ガントリーでの位置表示と実際のテー ブル天板位置に最大6mmのずれが生じる可能性があります判明しました。アンラッチ機 能は、本来、非常(容態急変等)時にガントリーから患者を載せたテーブル天板を引き出 したり、CT透視を用いた検査の場合にお使いいただくものです。 弊社といたしましては、製造元の指示に基づき、この問題を是正するソフトウェアの改修 作業を行います。
危惧される具体的な健康被害
本事象により、撮影断面が操作者の意図する断面位置と最大6mmずれる可能性があ り、これにより誤診につながる可能性が否定できません。しかし、本件のようなアンラッ チを用いた撮影位置設定は通常行われず、また、診断に際しては、医師によって確認され る他の検査情報と合わせて総合的に行われますので、健康被害につながる可能性はないと 考えております。 なお、これまでに国内外において健康被害の報告はありません。
改修開始年月日
平成19年 4月12日
効能・効果又は用途等
全身用X線CT装置は、X線管球から細く絞ったX線ビームを放射し被検者の体を通過 させて検出器で測定し、人体各部で吸収された値をコンピュータで計算処理し、マトリッ クスとして集積して画像を構成する装置です。
その他
納入いたしました医療機関はすべて弊社が把握しておりますので、連絡の上、改修を 実施します。
担当者名及び連絡先
担当者名 : 財部 健・山田 藤昭 連絡先 : ジーイー横河メディカルシステム株式会社 東京都日野市旭が丘4−7−127 電話 042 - 585 - 5811(直通) FAX 042 - 585 - 5911