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平成18年9月15日作成
平成18年10月3日訂正(*)

医療機器回収の概要

(クラスIII)



  1. 一般的名称及び販売名

    
    
    一般的名称   : 喉頭ストロボスコープ
    
    
    販 売 名   : 喉頭ストロボスコープ RLS9100
    
    
    
    
    
    
  2. 対象ロット、数量及び出荷時期

    
    
    製造記号(番号) :22808−01
    
    
    数量     :1台
    
    
     出荷時期   :平成18年2月
    
    
    
    
    
    
  3. 製造販売業者等名称

    
    
      会社の名称    :リオン株式会社
    
    
     本社の所在地   :東京都国分寺市東元町3−20−41
    
    
     許可の種類    :第二種医療機器製造販売業
    
    
     製造販売業許可番号:13B2X00027
    
    
    
    
    
    
  4. 回収理由

    
    
    先月末、販売店より病院に納品した該当品1台が、薬事申請している内容と表パネルが異
    
    
    なっているという報告を受けました。担当部署で調査したところ、承認申請書に対し表パ
    
    
    ネルにボリューム(発光量調整つまみ)が一つ増えておりました。本医療機器は、輸入医療
    
    
    機器であり米国の製造元に確認したところ約1年前に使い易さ向上を目的にバージョンアッ
    
    
    プ(ボリュームの追加)を行ったとの事が分かりました。
    
    
    以上により、この該当医療機器1台を自主回収し、承認申請書と同等品(ボリュームの追
    
    
    加されない状態)にいたします。
    
    
    「参考」なお、本装置の概要について以下に述べます。
    
    
    一般に声帯を含む喉頭部は硬式ファイバースコープにより観察できます。実際に発声して
    
    
    いる状態では声帯は200Hz程度の周波数で振動しており、その動きを観察することはでき
    
    
    ません。これを観察する装置として設計された本装置は、声帯振動周波数あるいはそれに
    
    
    近い周波数でストロボ発光することにより、声帯の動きを固定あるいはスローモーション
    
    
    で観察することを可能にする喉頭ストロボスコピーを行うための装置です。
    
    
    
    
    
    
  5. 危惧される具体的な健康被害

    
    
    本件は承認申請書に対し表パネルにボリュームが一つ増えただけで、発光の最大光量など
    
    
    の仕様を含めその他一切変わっておりません。
    
    
    従いまして、本不具合による健康被害はまったく発生しないと考えます。
    
    
    
    
    
    
  6. 回収開始年月日

    
    
     平成18年10月3日(情報提供の開始)(*)
    
    
    
    
    
    
  7. 効能・効果又は用途等

    
    
    本装置は、声帯の動きをスローモーション画像としてとらえ、声帯ならびに喉頭部の医学
    
    
    的障害を観察する喉頭ストロボスコピーを行うための装置です。
    
    
    
    
    
    
  8. その他

    
    
    納入先の名称と所在地は把握しており、通知を行ったあと製品の自主回収を実施いたします。
    
    
    
    
    
    
  9. 担当者名及び連絡先

    
    
    担当者氏名:武田信彦、渡辺芳則
    
    
    連絡先  :リオン株式会社 品質保証部
    
    
          東京都国分寺市東元町3−20−41
    
    
    電話   :042−359−7848 Fax:042−359−7453