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平成18年9月1日作成

医薬品回収の概要

(クラスIII)



  1. 一般的名称及び販売名

    
    
     一般名:  注射用セフタジジム
    
    
    
    
    
     販売名:  モシール静注用1g
    
    
    
    
    
    
  2. 対象ロット、数量及び出荷時期

    
    
     対象ロット:  05801、06101、06201
    
    
    
    
    
     出荷数量 :  05801:  15520本
    
    
             06101:  16360本
    
    
             06201:  16850本
    
    
    
    
    
     出荷時期 :  平成17年10月7日〜平成18年3月9日
    
    
    
    
    
    
  3. 製造販売業者等名称

    
    
     製造販売業者:  沢井製薬株式会社
    
    
    
    
    
     所在地   :  大阪府大阪市旭区赤川1丁目4-25
    
    
    
    
    
     業許可の種類:  第一種医薬品製造販売業
    
    
    
    
    
     業許可番号 :  27A1X00004
    
    
    
    
    
    
  4. 回収理由

    
    
     当該ロットにおいて使用期限の記載間違い(使用期限を2年とすべきところを3年で表示)
    
    
     した製品が出荷されていることが判明致しました。
    
    
    
    
    
    
  5. 危惧される具体的な健康被害

    
    
     本品の使用期限を2年で表示すべきところを3年と間違えて記載したことによる回収であり、
    
    
     表示以外の品質には問題はありません。
    
    
     また、販売後2年を経過しておらず、本来の使用期限を過ぎている製品はございません。
    
    
     なお、本件に関する健康被害は受けておりません。
    
    
    
    
    
    
  6. 回収開始年月日

    
    
     平成18年 9月1日
    
    
    
    
    
    
  7. 効能、効果又は用途等

    
    
     効能又は効果:  〈適応菌種〉
    
    
     本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、シトロバクター属、
    
    
     クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、
    
    
     プロビデンシア属、インフルエンザ菌、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、
    
    
     ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、
    
    
     ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)
    
    
    
    
    
     〈適応症〉
    
    
         敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、咽頭・喉頭炎、
    
    
         扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、
    
    
         慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、
    
    
         胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、
    
    
         化膿性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎
    
    
    
    
    
     用法及び容量:通常、成人には1日1〜2g(力価)を2回に分割し静脈内に注射する。
    
    
            なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて1日量を4g(力価)まで増量し、
    
    
            2〜4回に分割投与する。
    
    
            通常、小児には1日40〜100mg(力価)/kgを2〜4回に分割し静脈内に注射する。
    
    
            なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて1日量を150mg(力価)/kgまで増量し、
    
    
            2〜4回に分割投与する。
    
    
            通常、未熟児・新生児の生後0から3日齢には1回20mg(力価)/kgを1日2〜3回、
    
    
            また、生後4日齢以降には1回20mg(力価)/kgを1日3〜4回静脈内に注射する。
    
    
            なお、難治性又は重症感染症には、症状に応じて1日量を150mg(力価)/kgまで増量し、
    
    
            2〜4回に分割投与する。
    
    
            静脈内注射に際しては、日局注射用水、日局生理食塩液、又は日局ブドウ糖注射液に溶解し、
    
    
            緩徐に投与する。なお、本剤は糖液、電解質液またはアミノ酸製剤などの補液に加えて
    
    
            30分〜2時間かけて点滴静注することもできる。
    
    
    
    
    
    
  8. その他

    
    
     対象となる納品先施設を全て把握しており、納品先施設には文書をもって通知し、自主回収致します。
    
    
    
    
    
    
  9. 担当者名及び連絡先

    
    
     沢井製薬株式会社 信頼性保証部 品質保証室
    
    
     品質保証責任者   榊 真喜夫
    
    
     大阪府大阪市旭区赤川1丁目4-25
    
    
     EL 06-6921-4170  FAX 06-6921-3513