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平成19年 1月15日作成

医療機器改修の概要

(クラスII)



  1. 一般名及び販売名

    
    
    一般的名称 :  全身用X線CT診断装置
    
    
    販売名   :  マルチスライスCTスキャナ LightSpeed
    
    
    
    
    
    
  2. 対象ロット、数量及び出荷時期

    
    
      製造番号 :QB5001〜QB5016、QB5020、QS0001〜QS0020、QS0102〜QS0106、QS0108〜
    
    
      QS0120、QS0122〜QS0141、QS0144、QS0150、QS0158、QS0213、QV0023〜
    
    
      QV0036、QV0039〜QV0042、QV0044、QX0009、QY0017、SG0046、XG0009
    
    
    
    
    
    数量   : 国内 101台
    
    
    出荷時期 : 平成16年 5月 〜 平成18年12月
    
    
    
    
    
    
  3. 製造販売業者等名称

    
    
    製造販売業者の名称 :  ジーイー横河メディカルシステム株式会社
    
    
    製造販売業者の所在地:  東京都日野市旭が丘4−7−127
    
    
    薬事の業態     :  第一種医療機器製造販売業
    
    
    業許可番号     :  13B1X00150
    
    
    輸入先製造業者   :  ジーイーメディカルシステムズ(アメリカ)
    
    
    
    
    
    
  4. 改修理由

    
    
    当該装置で使用されている特定ロットのX線管球において、X線照射窓から冷却オイルが
    
    
    もれ、アーチファクト(偽像)が発生する場合のある事が確認されました。
    
    
    製造元による調査の結果、X線管球の照射窓のオイルシールが十分でなかったために冷却
    
    
    オイルが漏れ出てX線管球内に空気層が発生し、正常なデータの収集ができずアーチファ
    
    
    クト(偽像)が発生するものと判明しました。
    
    
    弊社といたしましては、製造元の報告に基づき、強化されたシール構造に改修する作業を
    
    
    行います。
    
    
    
    
    
    
  5. 危惧される具体的な健康被害

    
    
      本事象により、種々のアーチファクト(偽像)が発生し、診断に影響を及ぼす可能性
    
    
      が否定できませんが、診断に際しては、医師によって確認される他の検査情報とあわ
    
    
      せて総合的に行われますので、健康被害につながる可能性はないと考えております。
    
    
      なお、これまでに国内外において健康被害の報告はありません。
    
    
    
    
    
    
  6. 改修開始年月日

    
    
        平成19年 1月10日
    
    
    
    
    
    
  7. 効能・効果又は用途等

    
    
      全身用X線CT装置は、X線管球から細く絞ったX線ビームを放射し被検者の体を通
    
    
      過させて検出器で測定し、人体各部で吸収された値をコンピュータで計算処理し、マ
    
    
      トリックスとして集積して画像を構成する装置です。
    
    
    
    
    
    
  8. その他

    
    
      納入いたしました医療機関はすべて弊社が把握しておりますので、連絡の上、改修を
    
    
      実施します。
    
    
    
    
    
    
  9. 担当者名及び連絡先

    
    
    担当者名 :     山田 藤昭 ・ 財部 健
    
    
    連絡先  :     ジーイー横河メディカルシステム株式会社
    
    
              東京都日野市旭が丘4−7−127
    
    
              電話 042 - 585 - 5811(直通)
    
    
              FAX 042 - 585 - 5911