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一般名及び販売名
一般的名称:誘発反応測定装置 販 売 名:「誘発電位・筋電図検査装置 MEB−2200 ニューロパック」の構成 品である定電流刺激ユニット MS−210B
対象型式、製造番号、数量及び出荷時期
対象型式 :MS−210B このユニットが以下の「MEB−2200 ニューロパック」に付属されています。 MEB−2204 130台 MEB−2208 224台 MEB−2216 8台 合計362台 製造番号(MEB−2200 ニューロパック): MEB−2204 00001〜00010、00036、00038〜00040、00046〜00048、00050〜00056、00058〜00098、 00100〜00107、00109〜00122、00124〜00166 MEB−2208 00011〜00024、00027〜00035、00041〜00045、00047〜00058、00060〜00151、00153〜00175、 00177〜00245 MEB−2216 00001〜00008 出荷年月日:平成10年3月24日〜平成17年1月24日
製造販売業者等名称
会社の名称 :日本光電工業株式会社 会社の所在地:東京都新宿区西落合1―31―4 業態区分 :第一種医療機器製造販売業 許可番号 :13B1X00206 製造業者の名称:日本光電富岡株式会社 製造業者の所在地:群馬県富岡市七日市486
回収理由
本装置は、誘発電位・筋電図検査装置 MEB−2200 ニューロパックの構成品とし て患者様に電気刺激を与えるための定電流刺激ユニットです。 弊社の米国販売会社から、定電流刺激ユニットの故障に関する調査依頼があり、故障解析 を実施したところ、安全規格で定められた強度以上の落下や衝撃により、内部コネクタが 抜けかかる場合があることが分かりました。通常は架台に固定した状態で使用するため、 落下や衝撃はかかりませんが、万一このような状況が起きた際には、次の問題が発生する ことが判明しました。 (1)安全規格の規格内の出力レベルではあるが、不正出力が発生することがある。 (2)この異常を見過ごして長時間にわたり刺激を続けた場合、軽度の熱傷を発生する可 能性がある。 このことを防止するため、フェイルセーフ対策を施した定電流刺激ユニットと交換するこ とにしました。
危惧される具体的な健康被害
故障によって不正な刺激出力が発生する場合、その不正出力は誘発電位・筋電図検査装置 の安全性に関する個別規格IEC60601−2−40で規定されている50mJの範囲 内です。また、使用の際は患者様の反応を見ながら刺激検査を進めるので、通常は患者様 の反応で異常の発生を把握できますが、異常反応に気づかずに長時間にわたり刺激を続け た場合、軽度の熱傷が発生する可能性があります。 なお、現在まで患者様に対する健康被害の報告はありません。
回収開始年月日
平成18年8月23日
効能・効果又は用途等
当該品の用途:本装置は、誘発電位・筋電図検査装置 MEB−2200 ニューロパッ クの構成品であり、患者様に電気刺激を与えるための定電流刺激ユニットです。
その他
対象となる 誘発電位・筋電図検査装置 MEB−2200 ニューロパック 362台 について、納入した医療機関は全て把握できておりますので、納入いたしました医療機関 に対し回収する旨を通知し、当該品の回収を行います。
連絡先及び担当者氏名
連絡先:日本光電工業株式会社 東京都新宿区西落合1−31−4 電 話 03-5996-8022 FAX 03-5996-8089 担当者:品質管理統括部 池田志郎、大石彰持