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2002年5月23日作成

医療用具回収の概要
(クラスII

 

1. 一般名及び販売名


一般名:電動式手術台
販売名:プラム多目的手術台 2000シリーズ

2. 対象ロット、数量及び出荷時期


シリアル番号:27297、28207、30234、30279、31215、31216、31218、31256、31257、32216、32219、32226、32262、32263、32264、32265、32278、32279、32280、32281、32282、33205、33321、33322、33340、33341、33342、33382、33383、33384、33385、33386、33388、33390、33391、33392、33396、34357、34358、34359、34360、34361、34363
数  量:43台
出荷時期:平成7年11月22日〜平成12年2月26日

3. 製造業者等名称


名   称:株式会社 竹内製作所
住   所:埼玉県川口市東領家4−2−12
製造所名称:株式会社 竹内製作所
製造所所在地:埼玉県川口市東領家4−2−12

4. 回収理由


 医療機関から当該電動式手術台を傾斜させた状態から、縦転、横転、背板の三セクションを同時に水平状態に復帰させる操作において、水平状態で停止しないという連絡を受けました。
 再現テストの結果、当該電動手術台を制御するプログラムのバージョンが旧式の製品について、供給電源を70V程度の低電圧で安定させた場合に同様の現象が確認されました。
 そのため、これらの製品について、当該誤作動を防止するため、プログラムをバージョンアップする改修を実施することとしました。

5. 危惧される具体的な健康被害


 当該不具合による手術台の誤動作があって、医師等が気が付かない場合には、患者が手術台から落下する危険性があります。
 しかし、供給電源が70V付近で安定することは通常考えにくいため、当該誤作動を起こす可能性は少なく、また、誤作動した場合であっても作動速度はきわめて低速であり、必ず医師や看護士の立会いの下で手術台は使用されるため、患者の落下等の被害は防止できると考えております。
 なお、これまでに健康被害の報告はありません。

6. 回収開始年月日


平成14年5月23日

7. 効能・効果又は用途等


外科用手術台

8. その他


 納入先の医療機関は全て把握しており、情報を提供のうえ改修を実施します。

9. 担当者名及び連絡先


連絡先:株式会社 竹内製作所 埼玉県川口市東領家4−2−12
担当者:竹内秀幸
電話番号:048-222-2663
FAX番号:048-222-2613