(1)接続が緩いと呼吸ガス漏れの発生でETCO2の値が正しくなかったり、不十分な麻酔となる可能性があります。ただし、この場合ベッドサイドモニター画面上のCO2波形は異常な
歪みを生じます。またETCO2の値が著しく低くなりアラームが発生します。
これにより医療従事者には直ちに接続部の確認を行えます。
(2)接続が外れすぐに接続し直さないとAsphyxiaの状態を生じさせる可能性があります。この場合ベッドサイドモニターのCO2波形が平坦になり異常を示すとともに、ETCO2の値がゼロになるのでアラームを発生します。これにより医療従事者は接続はずれの確認ができ、直ちに接続を復帰させます。必要な場合、テープによる接続補強ができます。
なお、これまでこうした健康被害のご連絡を受けた事はございません。