酸素欠乏症・硫化水素中毒災害の防止について

酸素欠乏症や硫化水素中毒は、死に至ることもあるたいへん危険なものですが、作業環境測定、換気、送気マスク・空気呼吸器等呼吸用保護具の使用などの措置を実施すれば発生を防ぐことができるものです。

酸素欠乏等の危険のある場所には、井戸の内部や不活性気体を入れてあり又は入れたことの施設の内部など数多くのものがありますので、そういった場所がないかどうか等を事前によく確認し、災害防止のための措置・作業方法の点検を実施しましょう。

《酸素欠乏症とは》

空気中の酸素濃度が低下している状態の空気を吸入することで酸素欠乏症にかかります。酸素欠乏症にかかると、目まいや意識喪失、さらには死に至る場合があります。

《硫化水素中毒とは》

硫化水素は自然界の様々な状況で発生していますが、汚泥等のかくはんや化学反応等によって急激に高濃度の硫化水素ガスが空気中に発散されることもあります。硫化水素ガスは、嗅覚のまひや眼の損傷、呼吸障害、肺水腫を引き起こし、死に至る場合もあります。

厚生労働省は、今般、平成18年に全国で発生した休業4日以上の酸素欠乏症等災害の発生状況をとりまとめました。発生原因は、いずれも対策が十分でなかったことにあります。これを参考に、酸素欠乏症等防止対策の徹底を図ってください。

平成19年6月18日付け基安労発第0618001号「酸素欠乏症等の災害防止の徹底について」

(↑平成18年に発生した酸素欠乏症等の災害発生状況はこちらに掲載しています。)

http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/040325-3.html

(↑リーフレット「なくそう!酸素欠乏症・硫化水素中毒」)

(照会先)安全衛生部労働衛生課物理班(内線5498)


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