プレスリリース
平成19年5月18日
厚  生 労 働  省
農  林 水 産  省

米国産牛タンの混載事例に関する米国農務省の調査報告書等の提出について

本日、米国産牛タンの混載事例(カーギル社ドッジシティー工場)について、米国農務省から別添(仮訳(PDF:171KB) ・英文(PDF:49KB) )の原因と改善措置に関する調査報告書が提出されたので公表します。
 当該調査報告書の概要は以下のとおりです。
(1)調査結果
[1] 今回の事案の原因は、当該施設において、箱の蓋に予め対日輸出用ラベルを貼付しており、そのうちの4つの蓋を日本向けでない不適格品に使用したという、当該施設の管理措置の不備にあった。
[2] 今回誤って出荷された牛タン(4箱)は、20か月齢以下と確認できる牛由来ではなかった(30か月齢未満の牛由来であることは確認された)。 なお、その他の箱については対日輸出基準への適合を確認した。
(2)改善措置
[1] 日本向け製品の包装・箱詰めは専用エリアで行うこととした。
[2] 日本向け製品の梱包は、日本向け以外の製品の梱包と外見上見分けがつくようにし、予め箱の蓋にラベルを貼付しておくことは禁止した。
[3] 当該施設の技術部門による処理工程の監視などモニタリングを強化した。
この調査報告書を受けて、厚生労働省と農林水産省は、当該施設に対して査察を行い、その結果を踏まえ適切に対応することとします。
本年2月に月齢証明のできない牛由来のばら肉(2箱)を出荷したタイソン社レキシントン工場について、米国農務省から改善措置の完了の報告があったことから、当該施設に対して査察を行い、その結果を踏まえ適切に対応することとします。
【問い合わせ先】
 連絡先:厚生労働省医薬食品局
      食品安全部監視安全課
 代表:03-5253-1111(内線2455)
 直通:03-3595-2337
 担当:東良

連絡先:農林水産省消費・安全局
       動物衛生課
 代表:03-3502-8111(内線4581)
 直通:03-3502-5994
 担当:片貝

 当資料の農林水産省ホームページ掲載先URL
http://www.maff.go.jp/www/press/press.html

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