高齢化の進展や、疾病構造の変化、国民の健康意識の向上などから、健康・保健分野は新たなまちづくりの核となる分野であり、既存の保健・医療・福祉関連の地域資源を徹底活用した医療・保健のまちづくりのモデル調査を行う。また、市民の健康増進に向けた具体的施策を調査研究し、市民の意向を反映した「健康医療都市」の実現により、住民の身の回りの生活の質を向上させ、地域経済・社会の活性化を図ることを目的とする。
伊勢崎市(伊勢崎市民病院及び伊勢崎佐波医師会病院周辺を核とした調査)
本業務の項目は、以下のとおりで構成されるものである。
(1) |
既存の保健・医療・福祉関連の地域資源の活用調査
◆1 |
保健・医療・福祉関係機関への個別ヒアリングの実施 |
◆2 |
予防医療や市民の健康増進に向けた既存の保健・医療・福祉関連の活用計画の作成 |
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(2) |
河川、公園等の自然空間の活用調査
◆1 |
大規模病院(伊勢崎市民病院及び伊勢崎佐波医師会病院)周辺の河川や公園等、自然空間の活用計画の作成 |
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(3) |
健康増進施策(健康・医療・福祉サービス)の検討
◆1 |
市民意識調査(アンケート調査)の実施 |
◆2 |
地域住民、市民団体、関係機関への意見聴取の実施 |
◆3 |
上記(1)(2)の調査に基づく、具体的な健康増進施策の立案 |
◆4 |
市民への健康づくりのPR |
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(4) |
まとめ |
本調査の流れは、以下のとおりとする。
本業務の工程については次表に示す通りとする。