8. | 第3期介護保険事業(支援)計画等の作成について 第3期介護保険事業(支援)計画の作成については、今後、各市町村・都道府県において、準備作業に関する検討の開始から、平成17年度末頃の決定・公表に至るまでの間、様々な作業を進めていただくこととなる。 国としては、市町村・都道府県におけるこうした作業の支援に努めていく考えであり、例えば、「介護政策評価支援システム(第1.2版)」(昨年3月に配布済み)を活用することにより、介護保険事業の運営状況について各都道府県内の他市町村との比較分析を行うことが可能なグラフや散布図を作成し、本年度中を目途に提供する準備をしているほか、同支援システムの評価指標を増やし、より幅広い比較分析を行うことができるようにするための検討も進めているところである。 また、第3期介護保険事業(支援)計画については、「高齢者介護研究会」の報告書を踏まえたゴールドプラン21の後継プランの内容や介護保険制度の見直しの内容、更には新たに発足した「介護制度改革本部」における検討の結果を踏まえたものにする必要がある。例えば、「高齢者介護研究会」の報告書では、市町村の介護保険事業計画に「サービス圏域」という概念を導入することについて指摘がされており、今後、こうした点についても具体化を図っていきたいと考えている。 なお、上記については、各市町村・都道府県における老人保健福祉計画の見直しについても同様である。 (参考)介護政策評価支援システム(第1.2版)について
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