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「写」

平成14年2月20日

厚生労働大臣
 坂口 力 殿

中央社会保険医療協議会
会長 星野 進保

答申書

 平成14年2月20日厚生労働省発保第0220001号をもって諮問のあった件については、諮問案のとおり改正することを了承する。
 なお、答申に当たっての本協議会の意見は、別添のとおりである。


照会先
保険局医療課
内線 3277・3288


(別添)

  1. 急性期入院医療については、患者の状態に応じた在院日数など、その評価の在り方について検討すること。

  2. 患者の適切な選択による良質な医療の提供という観点から、診察における時間の要素やセカンドオピニオンの評価の在り方について、医療提供体制の在り方も踏まえつつ、検討すること。

  3. 医療機関の機能分担と連携に配慮しつつ、診療所と病院の診療実態に即した診療報酬上の評価の在り方について検討すること。また、疾病に応じた指導管理など、外来診療の評価の在り方についても検討すること。

  4. 長期入院にかかる保険給付の在り方の見直しに併せて、介護基盤の整備を図ること。

  5. 8020運動の進展を踏まえつつ、歯の長期維持に資する効率的な歯科医療技術の診療報酬上の評価の在り方について検討すること。

  6. 医薬分業の進展を踏まえ、「剤」の在り方など薬剤関連技術料等の診療報酬上の評価の在り方について検討すること。また、配合剤の意義についても研究すること。

  7. IT化の進展を踏まえた診療報酬請求事務の在り方について検討すること。

  8. 医療経済実態調査、薬価調査等の改善についても検討すること。


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