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医療安全対策連絡会議における厚生労働大臣推進表明(要旨)

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医療安全対策連絡会議における厚生労働大臣推進表明(要旨)


(前略)

 皆様方をはじめとする医療関係者の皆様方には、これまでも医療の安全を確保するため、種々取り組んでこられているところです。また、過去二回の本連絡会議においても、職員の意識向上や組織的な取組について要請してまいりました。
 しかしながら、大変残念なことに、未だ国民の医療に対する不安を払拭するには至っていないといわざるを得ません。
 このため、個々の関係者における取組のみならず、「患者の安全を守る」ことを旨として、さらに広い関係者の参画の下に、これまでの取組を含めて体系的かつ広範な取組を推進することが必要だと思っております。
 そこで私は、新たな展開として、二十一世紀の始まりである本年を「患者安全推進年」と位置づけ、各関係者の共同行動を「患者の安全を守るための医療関係者の共同行動(ペイシェント・セフティ・アクション)」と命名し、お集まりの皆様方のお力で総合的な医療安全対策を推進してまいりたいと考えております。
 具体的には、平成十三年度予算に基づき、医療安全対策検討会議を設置し、中長期的かつ体系的な医療安全対策の全体構想を検討・構築します。
 また、医療安全対策を効果的に推進するため、厚生労働省医政局総務課に医療安全推進のための企画・立案などを行う「医療安全推進室」を設置することとしております。
 次に、医療機関における安全対策の推進、インシデント事例の分析、改善方策の策定など医療に関する研究の推進、臨床研修、実務研修の充実など医薬品、医療機器等の安全性の確保等医療安全対策を推進してまいります。
 さらに、今秋、「患者安全確保週間(仮称)」を定め、医療関係者の意識向上と注意喚起を促すための様々な事業を実施し、医療関係者の積極的な取組を広報するなど、総合的な医療安全対策を推進してまいります。

(後略)



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