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1 雇用均等・児童家庭局の組織体制


(1)本省

 今回の中央省庁再編により厚生省児童家庭局と労働省女性局を統合し雇用均等・児童家庭局を設置。児童福祉関係行政は雇用均等・児童家庭局が所掌することとなった。各課の所掌事務に関する従来との変更点は、次のとおり。
(1)旧企画課は「総務課」に名称を変更。所掌事務については、従来より担と基本的に同様であるが、地方厚生局の設置に伴い、監査業務を地方厚生局に委任し、企画課児童福祉監査指導室を廃止。
(2)家庭福祉課については、従来の事務に加え、乳児院に関する事務を母子保健課から移管するとともに、婦人相談所や婦人保護施設に関する事務を社会・援護局保護課から移管。
(3)育成環境課、保育課については従来どおり。
(4)母子保健課については、乳児院に関する事務が家庭福祉課に移管された。

(2)地方厚生局

 従来、児童福祉関係行政において地方支分部局は設置されていなかったが、今般の再編に伴って、新たに地方厚生局が設置された。児童福祉関係行政の中で本省から地方厚生局に委任された事項は次のとおり。
(1)保育士、児童福祉司の養成の指定及び監督に関すること
(2)指定養育医療機関及び指定療育医療機関の指定及び監督に関すること
(3)養育医療、療育医療に関する診療報酬の支払の差止めに関すること
(4)児童福祉に関する緊急時の執行事務に関すること
(5)児童福祉施設の措置費及び運営費の監査に関すること
(6)児童委員の委嘱及び解嘱並びに表彰に関すること
(7)社会福祉法人の一般的監査
など
雇用均等・児童家庭局の所掌事務


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