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2016年7月20日 平成28年度第1回水道水質検査法検討会議事要旨

医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部水道課

○日時

平成28年7月20日(水)13:30~16:50


○場所

中央合同庁舎第4号館共用1212会議室


○出席者

浅見 真理 五十嵐 良明 石本 知子 小林 憲弘 神野 透人
鈴木 俊也 高木 総吉 土屋 かおり 中村 弘揮 林 幸範
森元 俊夫

オブザーバー

久保田 領志 (国立医薬品食品衛生研究所)
小坂 浩司(国立保健医療科学院)

○議題

(1)検査方法告示等の改正について
(2)提案検査法について
(3)その他

○議事

(1)検査方法告示等の改正について

◎検査方法告示の改正事項について

・検査方法告示の以下の点について検討を行い、順次改正を行うことが了承された。

 ・金属類の測定における市販混合標準液の使用と保存

 ・測定に用いるモニターイオン、測定波長等

 ・HS-GC/MSにおけるバイアル容量に対する検水の割合

 ・内部標準液の自動添加

 ・検水の濃度範囲

 

◎妥当性評価ガイドラインの改定について

・現行の妥当性評価ガイドラインに、平成27年度に了承された検量線の妥当性評価を付加する形で平成28年度中に改定を行うことが了承された。

・現行の妥当性評価ガイドラインの真度及び併行精度の評価について、項目ごとに目標を示すよう改める。

 

◎農薬類目標値見直しに伴う農薬検査方法について

・平成29年4月に目標値が見直される予定の農薬類については、現在の検査法で対応が可能であることが確認でき、修正は行わないことで了承された。

・新規に対象リストに追加される予定であるテフリルトリオンについては、別添方法20の2(LC-MS一斉分析法)で検査が可能であることが報告された。今後、複数機関による妥当性評価を実施の上で平成28年度中に検査法として設定する方向で了承された。

(2)提案検査法について

提案検査法の審査状況について

・第1期から第3期までに提案された検査法の審査状況について、臭素酸の同位体補正を用いたLC-MS/MS法の1件が審査中であり、その他の案件は対応が終了している旨説明があった。

 

◎審査中の検査法について

・臭素酸の同位体補正を用いたLC-MS/MS法について、複数機関によるバリデーション結果の報告があった。同位体補正を使用しなくても良好な結果が得られたため、同位体補正は使用しない検査法として、平成28年度中に検査方法告示に追加する作業を行うことが了承された。

 

◎提案検査法の募集(第4期)について

・第4期の募集について検討を行い、今夏から募集を行うことが了承された。


<照会先>

医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部水道課水道水質管理室

電話: 03-5253-1111(内線4032・4033)
FAX: 03-3503-7963

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