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2015年11月19日 第1回保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 議事要旨
政策統括官付情報政策担当参事官室 大臣官房厚生科学課
○日時
平成27年11月19日(木)10:00~11:45
○場所
中央合同庁舎5号館 省議室
○出席者
塩崎恭久 (厚生労働大臣) | 森田朗 (構成員) | 大山永昭 (構成員) |
武藤真祐 (構成員) | 小黒一正 (構成員) | 福田敬 (構成員) |
宮田裕章 (構成員) | 矢作尚久 (構成員) | 厚生労働省 (事務局) |
内閣官房 (オブザーバー) |
○議題
・保健医療分野におけるICT活用推進懇談会の設置目的、検討の方向性等について
・委員からの発表、意見交換
○議事
・塩崎厚生労働大臣からの挨拶の後、宮田委員、福田委員、大山委員からの発表を踏まえ、意見交換を行った。主な意見は、以下のとおり。
-個人の健康管理の観点から、健康関連情報を個々人が必要なときに必要な情報を見ることができるような環境整備が必要。
-国民一人一人がICT化のメリットを実感して頂けるような仕組みの構築が必要
-ICT化のメリットとして、(1)個人レベルでの医療の質を高める、(2)医療ビッグデータを活用して創薬、治療方法開発に結びつける、(3)医療機関の経営の改善、(4)医療保険財政の健全化の4つの視点がある。
-効果の評価には臨床試験等の管理された環境下のデータだけでなく、現実の環境でのデータが重要。
-医療のパーフォーマンスを上げるためには、現場を巻き込んでデータを取得する努力が必要。また、データの質も重要。
-研究のために必要な情報だけを集めるのではなく、患者さん目線でアウトカムを志向した情報を収集するということが重要。
-ICT化については、個々の患者さんのメリットと全体のメリットを、どのようにバランスをとるのかを考える視点が重要。
-共通基盤となるところの標準化を進めていくような議論をしていきたい。
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