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2013年3月4日 平成24年度第2回水道水質検査法検討会議事要旨

健康局水道課

○日時

平成25年3月4日(月)13:00~16:00


○場所

経済産業省別館850会議室(8階)


○出席者

(敬称略)青木正史、安藤正典、五十嵐良明、工藤幸生、小林利男、中村栄子、西村哲治、林幸範、宮田雅典、(オブザーバー)小林憲弘(国立医薬品食品衛生研究所)

○議題

(1)検討の進め方について
(2)検査法の追加等に係る検証状況について
(3)その他

○議事

(1)検討の進め方について

◎検査方法告示の改正方針について
改正方針案が報告され、検討会での意見を踏まえて、告示改正案の作成に向けて、必要な知見を収集
することとされた。主な意見は以下のとおり。
・試薬のトレーサビリティ認証は重要である。今後水道でも使えるようにすべき。
・酸・アルカリといった試薬はJIS規格を書いてもよいのではないか。
・標準(原)液の保存条件や希釈のやり方による精度の変化について、データをきちんと示すべき。器
具の発達により、今では100倍希釈を2段階行うよりも1万倍を1回で希釈した方が正確な場合も
ある。
・内部標準液であれば、保存による若干の濃度変化は許容できるのではないか。
・標準液等の調製の際に体積ベースではなく、重量ベースで試薬を量り希釈するのは認めてもよいので
はないか。

◎今後の標準検査法開発の進め方について
妥当性評価ガイドラインの作成を踏まえた今後の標準検査法開発の進め方について、事務局案がおお
むね了承された。なお、水質基準項目の検査法の標準化にあたっては、ほぼ全ての機関で対応可能なも
のとするよう、より慎重に検討を行うこととした。
 

(2)検査法の追加等に係る検証状況について

◎農薬類の一斉分析法について
・国立医薬品食品衛生研究所で開発していた、「固相抽出-GC/MS 法」及び「LC/MS/MS 法」による農
薬類の一斉分析法について、通知法への追加に向けて検討を行った。
・妥当性評価ガイドラインの目標を満たさなかった農薬や、目標値の100 分の1の定量下限が確保でき
なかった農薬についても、参考として示す旨の注釈を付けた上で、通知に記載することとした。
・妥当性評価ガイドラインの運用については、更なる検討が必要とされた。

◎提案検査法の審査について
・第3期で提案された案件については、妥当性評価結果等のデータの提出を求めることが確認された。
・第1期で提案された、固相抽出-液体クロマトグラフ-質量分析法によるジクワットの検査法につい
ては、安定した再現性が得られないことから提案者に差し戻していたが、今般提案者から追加のデー
タが提出されたことから、審査を再開することとした。
 

(3)その他

事務局から検討課題及び今後のスケジュールが報告された。


<照会先>

健康局水道課水道水質管理室

電話: 03-5253-1111(内線4032・4034)
FAX: 03-3503-7963

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