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2013年12月10日 第2回ものづくりマイスター推進会議 議事概要

職業能力評価局能力評価課

○日時

平成25年12月10日(火)15:00~17:00


○場所

合同庁舎第5号館 共用第8会議室(19階)
(東京都千代田区霞が関1-2-2)


○出席者

(学識経験者)

塩田 泰仁 (独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 職業能力開発総合大学校 名誉教授)
八幡 成美 (法政大学キャリアデザイン学部 教授)

(教育訓練機関関係者)

猪狩 安充 (独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 公共職業訓練部長)
木暮 守雄 (公益社団法人 全国工業高等学校長協会 事務局長)

(企業・職能団体関係者)

飯島 勇 (東京内装仕上技能士会 会長)
大隈 信幸 (三菱電機株式会社 常務執行役)
久米 孝志 (一般社団法人 全国技能士会連合会 事務局長)
小林 信 (全国中小企業団体中央会 労働政策部長)

(労働組合関係者)

宮本 信 (ものづくり産業労働組合 JAM 産業政策グループ グループ長)
山下 正人 (全国建設労働組合総連合 技術対策部長)

(事業実施関係者)

木口 昌子 (中央職業能力開発協会 参事(兼)技能振興部技能者育成支援室長)
深堀 隆男 (東京都職業能力開発協会 都道府県技能振興コーナー チーフ技能振興アドバイザー)
杉本 久雄 東京都職業能力開発協会 技能検定部長代理出席

○議題

(1)事業の進捗状況等について
(2)平成26年度における事業展開について

○議事

議事概要

 事務局、中央技能振興センター及び東京都技能振興コーナーからの事業進捗状況等の報告を踏まえ、構成員より以下のような意見。

 

【学校への派遣・連携・協力】

○ ものづくり体験を実施した際に、「教師が(実技を)知らないのはどういうことか」との指摘を受けたことがあり、教師を対象とした講演等を実施すべき。

 

○ 若者がものづくりマイスターの持っている、本物の技能を見ることが大切であり、学校への派遣を積極的に実施すべき。

 

○ (ものづくりマイスター事業とは別に)インターンシップで、工業高校から生徒を3日間程度受け入れているが、これでは何もできない、少なくとも一週間は現場常駐が必要。逆に、ものづくりマイスターが学校へ出向き、仕事内容を示すことも考えられるのではないか。

 

○ 都道府県の連携会議等による地域の関係機関の連携確保は重要。中学校は市町村も意識して取り組むことが必要。また、DVDの活用などが効果的。

 

○ 小学生等の興味を引くため、ものづくりマイスターバッチなどが必要であり、ものづくりマイスターの気運も高まる。小中学生が対象なら、マスコットやゆるキャラも考えられる。

 

○ ものづくり体験について、学校側がどんなものかわからないため、教育現場にリアルな(作品現物等の)情報提供が必要。業界団体側もメニューを考えていく必要がある。

 

○ 団塊世代のものづくりマイスターが多いとのことだが、工業高校等の実技指導については、年代の近い中堅のものづくりマイスターの方がやりやすいのではないかという印象。

 

○ いかに活用してもらうかが肝要、学校側は総じてスタンスが堅い。そのことも踏まえ、必要な要望を文科省に出し、指示をしてもらうべき。

 

【指導先の開拓・内容の充実】

○ 指導を行ってこそのものづくりマイスター。ただ現状ではものづくりマイスター全員が指導に当たるのは難しく、現状の情報提供等によるモチベーション確保が必要。

○ 指導先の確保に当たり、都道府県技能振興コーナーのコーディネーターがより活発に動く必要がある。

 

○ ものづくりマイスターの指導事例については、若者に親和性のあるユーチューブ等の媒体でも提供すべき。そのためにも、ポータルサイトの準備を急ぐべき。

 

○ 大規模企業においては採用後に育成を行っているが、ものづくりマイスターの指導対象となる基本技能など、ベースとなる力が付与されていた方が良い。

 

【その他】

○ 地方で聴き取った話だが、企業等20回、工業高校等10回と実技指導回数に枠が設けられているが、指導効果を挙げる上で不足の場合があるのではないか。

 

○ 製造業、建設業で働く技能者が、将来を描けるような価値観を社会が持つことが必要。また企業も待遇改善等含め、若者が進んで就職できる環境整備を行う必要がある。

 

○ 学卒者の離職率について「七五三」と言われるが、技能検定に合格したスキルを持つ若者の離職率は、十数%と有意に低いというデータもある。しっかりスキルを身につけることがいかに大切かということ。

 

○ ものづくりマイスターに指導を受けた「次世代の技能者」達について、継続して技能向上を図っていくことが必要。団塊世代の次の世代のものづくりマイスターがいなくなるといった懸念も。


厚生労働省職業能力開発局能力評価課技能振興係
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
電話03-5253-1111(内線5968) FAX 03-3502-8932(各課室共通)
























































































































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