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あさコラム vol. 4
感染症エクスプレス@厚労省 2016年5月13日

がまだせ!熊本!

 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課長の浅沼一成です。
 コラム、しばらくお休みしていました。理由は熊本地震です。

 4月24日から9日間、熊本県の政府現地対策本部に行ってまいりました。
まずは被災者の皆様や関係者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 報道でもご存じのとおり、激しい地震が連続して起こり、被災地の
被害はかなり甚大です。
 家や建物は大きく崩れ、ガスや水道もなかなか復旧しませんでした。
ようやくインフラが戻りつつあるとはいえ、熊本市や益城町、南阿蘇村
など、未だに避難所で生活されている方も多くいらっしゃいます。
 私も南阿蘇中学校体育館や益城町総合体育館などの避難所をまわって
きましたが、避難所で応援していただいているボランティアや各自治体
の皆様には頭が下がる思いです。

 避難所におけるノロウイルス感染症やインフルエンザなどの集団感染
も危惧されていましたが、今のところ、大きな感染は確認されていません。
 唯一、当初心配された南阿蘇中学校体育館の案件も、国立感染症研究
所や感染症の専門家、現地の日赤や保健師さんなどの指導もあり、対応
に取り組むことができました。

 まだ色々と心配する声は聞こえていますが、厳しい環境の中でも手洗い
の励行や衛生管理の徹底など、保健師さんを先頭に専門家の皆さんの
ご指導・ご活躍のおかげで、未然に集団感染を防いでいるのだと、現地
をまわって感じました。
 現場はもとより、外部から指導して下さった専門家の皆様には、改めて
感謝を申し上げます。

 これから気温も上がり、梅雨も控え、食中毒の心配などもありますが、
ここは公衆衛生の力を発揮して、皆さんとともに熊本を支えていきたい、
そう思うばかりです。
 まだ余震が続いていますが、この窮地を克服できるよう、皆で支援して
いきましょう!

 がまだせ!熊本!

※「がまだす」: 熊本で「頑張る」「精を出す」

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