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あさコラム vol. 6
感染症エクスプレス@厚労省 2016年5月27日

夏の蚊対策の標語、発表です!

 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課長の浅沼一成です。
 既に「蚊の活動期間ではありません」では、なくなりました。
ということで、この夏に向けたジカウイルス感染症・デング熱
対策としては、

・蚊をできるだけ発生させない
・蚊に刺されない

ことが重要です。

 政府は6月を「夏の蚊対策広報強化月間」と位置づけ、キャン
ペーンの一環で国民の皆様から標語を広く募集しましたところ、
短い募集期間にもかかわらず、何と1689点の標語が集まりました。
 応募してくださった皆様には、心から感謝を申し上げます。

 その中から先日開催された標語選考委員会で、最優秀賞1点、
優秀賞3点が決まりましたので、私のコメントを付記してご紹介
いたします。

まず、優秀賞3点のご紹介。

「まぁいいカ!では困ります。放置の溜め水、濁り水。」
 福岡県・中山直子さん(47)

 「まぁいいカ!」の「カ」に、「蚊」をかけた作品。
 蚊の発生を防ぐため、植木鉢の皿や古タイヤなどの溜め水を
放置せず、一人ひとりが気にかけて処理をすることが重要です。
 梅雨の季節の到来に向け、溜め水対策に取り組みましょう。

「蚊の用心 しているあなたも 日本代表」
 大分県・大海寛輝さん(37)

 8月にはブラジル・リオデジャネイロでオリンピックが開催。
 ブラジルなど中南米や東南アジア、ポリネシアなどの熱帯地域
では、蚊への警戒が不可欠です。
 ご自分の健康はもちろん、帰国後の周囲のことも考えますと、
渡航者の皆様には日本代表としての誇りを持って、海外でしっかり
蚊と対峙して欲しいものです。

「小さくも 大きな脅威 蚊に注意」
 茨城県・大山藍さん(16)

 かのビル・ゲイツ氏は「gatesnotes」というブログの中で、
世界一恐ろしい生物は蚊であると訴えています
 〜The Deadliest Animal in the World〜
 世界中で蚊に殺されているヒトの数は、年間72万5千人。
 この数字は2位の生物(年間47万5千人。さて、何でしょ?)
に大きく差をつけています。まさに、小さくても大きな脅威!
蚊には注意なのです。

そして、最優秀賞は・・・。

「身仕度の 仕上げに虫よけ ジカ予防」
埼玉県・小林 美穂さん(13)

 大きな公園などは自治体で蚊の駆除に努めていますが、皆様が
自らできることは、蚊に刺されないようにすることです。
 蚊が生息してそうな公園等への外出の前には、仕上げに虫よけ
を忘れずに。もちろん、海外でも、虫よけを忘れずに。

 ということで、合計4点の受賞作をご紹介いたしました。
 読者の皆様は、どの標語が気に入りましたか?
 なお、これらの標語は、今後、蚊対策の広報で幅広く活用して
まいりますので、よろしくお願いいたします。

※上記の答え: 「ヒト」
https://www.gatesnotes.com/Health/Most-Lethal-Animal-Mosquito-Week


<ジカウイルス感染症を予防するための6月の「夏の蚊対策広報強化月間」の標語の決定について>
http://www.cas.go.jp/jp/houdou/160523zikahyougo.html

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