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あさコラム vol. 8
感染症エクスプレス@厚労省 2016年6月10日

ネットといっても、インターネットではなく…

 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課長の浅沼一成です。

 前回のあさコラムでご紹介したコンドームの件ですが、なんと、星野 源
さんがラジオ番組で取り上げて下さいました。
 番組によると、リスナーさんから前回のコラムに関するメールがたくさん
きていたそうで、番組中で本メールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」
の名前が出てきたではありませんか。
 凄い!ビックリ!!驚きました!!!
 しかも、今回も星野 源さん、コンドーム(ゴム)は大事なことと、番組内
で改めて発言下さいました。
 源さんにはぜひ、「コンドーム啓発大使」というものを創設して、ご就任
をお願いしたいほど、嬉しく思います。源さんと番組スタッフの皆さんに、
改めて感謝です。ありがとうございました。

 さて、話題変わって・・・
 今週前半に、復興支援対応でふたたび熊本に行ってまいりました。
 地震後2度目の熊本入りでしたが、益城町の避難所などを視察したところ、
1ヶ月前と比べると水道が復旧し水洗トイレが使えるようになったり、
間仕切りカーテンが設置され飛沫感染の予防にも役立つようになったりと、
感染症の予防的観点からも、避難所の環境は改善されていました。
 とはいえ、現在もたくさんの方々が避難されていますし、仮設住宅など
住まいの確保ができるまでは、まだ落ち着かない状況です。
 今後とも、復旧復興支援に尽力してまいりたいと思う次第です。

 今回、避難所巡りをしていると、網戸のようなネットが、どこの避難所の
入り口にも取り付けられていました。
 これ、虫よけネットなんです。
 東日本大震災でも活躍した優れモノとのことで、細かい網目が蚊やハエ
などの侵入を防ぐことができます。日本では「蚊帳(かや)」という名前で
親しまれているこのネット、海外でも蚊対策に活用されています。

 避難所には、大型エアコンや扇風機が設置されているとはいえ、熊本は
やはり暑い!日中に少しでも心地よい自然の風を取り入れるためには、
このネットは大変重宝します。
 虫よけスプレーや蚊取り機能付き空気清浄機なども大事ですが、こうした
ネットの活用も、蚊媒介感染症対策の一助にもなります。
 蚊に刺されない夏を迎えるためにも、虫よけネット、皆さんもぜひ研究
してみて下さい。
 では、次回もどうぞよろしくお願いします。

<参考:虫よけネット>(WHOホームページ:10 facts on malariaより)
http://www.who.int/features/factfiles/malaria/malaria_facts/en/index6.html

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