麻薬・覚醒剤乱用防止運動を実施します

１．趣旨

厚生労働省と都道府県では今年１０月１日(火)～１１月３０日(土)までの２ヶ月間、麻薬・覚醒剤乱用防止運動を実施します。
　この運動は、麻薬、覚醒剤、大麻、シンナー、合法ハーブ等と称する薬物(違法ドラッグ)等（以下「麻薬・覚醒剤等」という。）の薬物乱用による危害を広く国民に周知し、国民一人一人の認識を高めることにより、麻薬・覚醒剤等の薬物乱用の根絶を図ることを目的として、全国的に展開するものです。
　麻薬・覚醒剤等の薬物乱用は、乱用者個人の健康上の問題にとどまらず、各種の犯罪の誘因など公共の福祉に計り知れない危害をもたらすものです。　

最近の薬物情勢は、合法ハーブ等と称する薬物を使用した者が、二次的な犯罪や、意識障害、嘔吐、痙攣、呼吸困難等の健康被害を起こす事例が多発している等、依然として厳しい情勢です。

乱用が急速に拡大し、憂慮すべき状況である合法ハーブ等と称する薬物は、たとえ合法であると称していても、麻薬や覚醒剤と同様の健康被害のおそれがある物質であることを理解してもらうための啓発を積極的に行います。

２．実施期間

　　平成２５年１０月１日（火）から１１月３０日（土）までの２か月間

３．実施機関等

　　主　催：厚生労働省、都道府県

　　後　援：公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター

    協　賛：薬物乱用対策推進会議、警察庁、法務省、最高検察庁、財務省、

　　　　　　文部科学省、海上保安庁  

４．主な実施事項                                                      

　（１）政府による啓発活動

　　　ア．厚生労働省と都道府県の共催による麻薬・覚醒剤乱用防止運動地区大会の開催

　　　イ．麻薬・覚醒剤乱用防止功労者の表彰

　　　ウ．正しい知識を普及するためのポスター、パンフレット等の作成・配布

　　　　　特に合法ハーブ等と称して販売される薬物について啓発すべき内容を充実させたものを作成する。

  （２）都道府県の主催による大会の開催