全国健康保険協会設立委員会(第12回)の議事の概要

1.日時 平成20年4月14日(月) 16時00分〜17時15分

2.場所 厚生労働省9階省議室

3.出席者 星野委員長、岩村委員長代理、江利川委員、逢見委員、大塚委員、川端委員、古賀委員、五嶋委員、小林委員、山崎委員、山下委員

4.概要

社会保険庁から、「全国健康保険協会の候補者の選定について」が提出され、協会職員の候補者の選定の考え方等について説明が行われ、了承された。また、社会保険庁から職員となるべき者の名簿が提出され、これらの者の採用決定が了承された。

また、社会保険庁に対して、名簿に登載されなかった者に対する説明等について遺漏なきようきめ細やかな対応が要請された。社会保険庁からは、名簿に掲載されなかった者に対する説明等について遺漏なきよう取組を進めていくとともに、懲戒処分等の対象となる者が生じた際には速やかに委員会に報告を行うこと、協会の発足に向けて最大限の努力を傾注していくこと等の発言があった。

非常勤職員の募集をはじめ設立準備に当たっては、小林委員の指揮のもとに社会保険庁と連携して進めていくことが了承された。

【主な意見等の概要】

・いわゆるヤミ専従の問題については、今後、処分すべきところはしなければいけないと思うので、厳正にお願いしたい。

・今回の案は、議論の経過を踏まえて検討された結果だと受けとめるべきではないか。

・社会保険庁のことがあれほどあしざまに言われるのは、それなりの原因があるということではないか。今回、こういう改革を行うことにより、そういった事柄をすべて払拭して、新しい組織として出直すということである。

・後でなぜこのような者が入ったのかと言われないようにしてもらい、これからの協会の新しいスタートにふさわしい人で構成されているということをしっかり認識した上で、スタートしていただきたい。

・採用に当たっては、客観的基準に基づいて公平・公正に選定するというのが基本だと思う。その際、人事評価が唯一絶対のものであるかは議論があるところであるが、今回のようなケースで人事評価をベースにして選定するというのが、いわば客観的な物差しとして、一番公正な説明になり得ると思う。

・設立委員会が社会保険庁から報告を受けたら、その者の採用についてはこの場に権限があるということである。

・今後採用予定者について処分等があった場合には、社会保険庁はよく状況を調べて、設立委員会に迅速に報告してもらいたい。委員会としてはそういう報告を受けたらかなり厳しいと思う。

・発足後も事故のない所帯というのはないので、それに対してきちんと適用できるような内部システム等、しかるべく措置をとってもらいたい。

照会先:厚生労働省保険局保険課

電 話:(代表) 03(5253)1111
(内線)3268,3239 成松、松下



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