資料1

電離放射線障害の業務上外に関する検討会開催要綱


1 開催目的

電離放射線に被ばくする業務に従事し、又は従事していた労働者に発生した電離放射線障害の労災認定に当たっては、昭和51年11月8日付け基発第810号「電離放射線に係る疾病の業務上外の認定基準について」(以下、「認定基準」という。)に基づき行っているところである。

今般、電離放射線業務に従事する労働者に発症した造血器の腫瘍の業務上外に関し、認定基準により判断が困難であるとして、大阪労働局長より本省労働基準局長に対し、意見を求められたところである。

ついては、当該事案に係る業務起因性の判断について専門的な見地から検討するため、厚生労働省労働基準局労災補償部長が、電離放射線障害に精通した専門家に参集を求め、医学上の意見を徴し、当該事案への的確な対応を図ることとする。

2 検討会の構成等

(1) 本検討会は、別紙の医学専門家を参集者とする。

(2) 本検討会には、座長をおき、検討会を統括するものとする。

(3) 本検討会には、必要に応じ、別紙参集者以外の関係領域の専門家の参集を依頼することができるものとする。

(4)本検討会は、検討結果が取りまとめられた時点において終了するものとする。ただし、本検討会開催中に別途検討すべき事案が生じた場合、本検討会において検討できるものとする。

3 その他

(1) 本検討会は、個別事案について取り扱うため非公開とする。

(2) 参集及び検討会運営に関する庶務は、厚生労働省労働基準局労災補償部補償課

職業病認定対策室において行う。

附則 本要綱は、平成19年10月10日から施行する。




「電離放射線障害の業務上外に関する専門検討会」

参集者名簿 (五〇音順)

氏名 所属・役職・専門
明石 真言(あかし まこと)
 
放射線医学総合研究所
緊急被ばく医療研究センター
被ばく医療部長

放射線臨床
草間 朋子(くさま ともこ)
 
大分県立看護科学大学
理事長

放射線健康管理学
酒井 邦夫(さかい くにお)
 
新潟労災病院
院長

放射線医学
別所 正美(べっしょ  まさみ)
 
埼玉医科大学
血液内科教授

臨床血液学


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