資料5

無線・モバイルを医療機関で利用する際の技術的要件等について

> 「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(第2版)」において、以下のとおり記述。

6.5 技術的安全対策

D.推奨されるガイドライン

5.外部のネットワークとの接続点やDBサーバ等の安全管理上の重要部分にはファイアウォール(ステートフルインスペクション)を設置し、ACL(アクセス制御リスト)等を適切に設定すること。

また、無線LANを用いる場合はリスクの増大を慎重に考慮し、総務省発行の「安心して無線LANを利用するために」を参考にし、暗号化や容易に推測できないSSIDを用いる等、情報資産の評価にもとづき適切な配慮をおこなうこと。

> 医療機関内では部分的ではあっても無線LANの活用が始まっており、(有線の)ネットワークの活用方策等を明示した同ガイドラインに、無線に関するより詳細な定義が求められている。

> モバイルについても、同ガイドライン(第2版)では「リモートメンテナンス」という活用シーンで触れているが、のみならず、以下のような活用シーンを想定したセキュリティ要件の明確化が必要。

◆ (1)業務遂行上必須のもの

例;在宅診療、訪問看護、保健指導などの発生源入力や患者等への情報開示、自身の医学的介入のための情報参照など

◆ (2)必須ではないが、効率化のために必要なもの

例;自宅や、出張先などにおける情報参照、情報入力


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