第4回登録販売者試験実施
 ガイドライン作成検討会
資料
平成19年4月26日

イメージ


出題形式(イメージ)




形式(1)

○第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識

   次の1〜5の用語のうち、「人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」にもっとも関連深いものはどれか。

    1 薬効          2 副作用          3 乱用          4 相互作用          5 過敏反応



○第3章 主な医薬品とその作用【解熱鎮痛薬】
次の1〜5の解熱鎮痛成分のうち、一般用医薬品で小児においても適用があるものはどれか。

    1 イブプロフェン          2 アセトアミノフェン          3 アスピリン          4 ザザピリン          5 イソプロピルアンチピリン




イメージ


形式(2)

○第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識

   医薬品の安全性の確保に関する記述のうち、正しいものはどれか。

   一般の生活者は、製品に添付されている文書(添付文書)や製品表示に記載された内容をみれば誤解や認識不足を生じないので、登録販売者は相談や質問等に対応する必要はない。
   医薬品が人体に及ぼす作用は、すべてが解明されているわけではないため、十分注意して適正に使用したとしても、副作用が生じることがある。
   医療機関で治療を受ける場合に、一般用医薬品を併用しても問題ないかどうかについては医療用医薬品を調剤する薬剤師で確認される必要があり、登録販売者は他の一般用医薬品との相互作用さえ確認すれば、医療用医薬品との相互作用は気にしなくてもよい。
   乳幼児は容態が変化しやすく、自分の体調をうまく伝えることが難しいので、一般用医薬品では用法用量が設定されているものはない。



○第3章 主な医薬品とその作用【解熱鎮痛薬】

   以下の解熱鎮痛薬に関する記述のうち、正しいものはどれか。

   解熱鎮痛薬の使用は、痛みや発熱を一時的に和らげる対症療法であって、原因となる病気などを治すものではない。
   解熱目的でアセトアミノフェンの坐薬が用いられている場合、内服であればアスピリンを使用してもよい。
   一般用医薬品の解熱鎮痛薬のうち小児においても適用があるものはイブプロフェンのみである。
   ピリン系の解熱鎮痛成分は過去にショック等の重篤な副作用が頻発したため用いられなくなったが、一般用医薬品でのピリン系としては唯一、アスピリンが現在でも使用できる。




イメージ


形式(3)

○第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識

   第1欄の記述は医薬品を使用した場合に起こる反応に関するものである。(    )の中に入れるべき字句は第2欄のどれか。

第1欄
   WHO(世界保健機構)の定義によれば、医薬品の(    )とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」とされている。

第2欄
   1 薬効          2 副作用          3 乱用          4 相互作用          5 過敏反応



○第3章 主な医薬品とその作用【解熱鎮痛薬】

   第1欄の記述はアスピリンの副作用に関するものである。(    )の中に入れるべき字句は第2欄のどれか。

第1欄    アスピリンは、ライ症候群の発生との関連性が示唆されているため、(    )では使用しないこととされている。また、アスピリンには胃腸の痛みを含む一般的な内臓痛を抑える作用はなく、かえって痛みを悪化させるおそれがある。

第2欄
    1 小児          2 妊婦          3 授乳婦          4 高齢者          5 透析患者




イメージ


形式(4)

○第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識

   次の記述は医薬品の販売と情報提供に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

   一般の生活者は、製品に添付されている文書(添付文書)や製品表示に記載された内容をみれば誤解や認識不足を生じないので、登録販売者は相談や質問等に対応する必要はない。
   症状が重いときに一般用医薬品によって対処することは適正な使用とはいえず、医療機関の受診が考慮されるべきであるが、体調の不調や軽度の症状等であれば、一定期間または一定回数使用して症状が改善しなくても、受診をすすめる必要はない。
   一般用医薬品の場合、必ずしも情報提供を受けた当人が医薬品を使用するとも限らないことを踏まえて、販売時のコミュニケーションを考える必要がある。
   登録販売者は、特定の医薬品を必要以上に大量に購入したり、繰り返し購入するような購入者に対して、積極的に事情を尋ねたり、状況によっては販売を差し控えるなどの対応が図られることが望ましい。

1(a、b)          2(b、c)          3(c、d)          4(a、d)


○第3章 主な医薬品とその作用【解熱鎮痛薬】

   次の記述は解熱鎮痛薬に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

   解熱鎮痛薬の使用は、痛みや発熱を一時的に和らげる対症療法であって、原因となる病気などを治すものではない。
   解熱鎮痛薬は、胃腸の痛みを含む一般的な内臓痛を抑える作用はなく、胃腸障害を起こしているときに使用すると、かえって痛みを悪化させるおそれがある。
   解熱目的でアセトアミノフェンの坐薬が用いられている場合、内服であればアスピリンを使用してもよい。
   アスピリン喘息はアスピリンに特有の副作用であり、アセトアミノフェンでは発生しない。

1(a、b)          2(a、c)          3(b、d)          4(c、d)




イメージ


形式(5)

○第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識

   一般用医薬品による対応に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

   一般用医薬品の場合、必ずしも情報提供を受けた当人が医薬品を使用するとも限らないことを踏まえて、販売時のコミュニケーションを考える必要がある。
   医薬品が人体に及ぼす作用は、すべてが解明されているわけではないため、十分注意して適正に使用したとしても、副作用が生じることがある。
   乳幼児は容態が変化しやすく、自分の体調をうまく伝えることが難しいので、一般用医薬品では用法用量が設定されているものはない。
   症状が重いときに一般用医薬品によって対処することは適正な使用とはいえず、医療機関の受診が考慮されるべきであるが、体調の不調や軽度の症状等であれば、一定期間または一定回数使用して症状が改善しなくても、受診をすすめる必要はない。


○第3章 主な医薬品とその作用【解熱鎮痛薬】

   解熱鎮痛薬の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

   解熱鎮痛薬は、胃腸の痛みを含む一般的な内臓痛を抑える作用はなく、胃腸障害を起こしているときに使用すると、かえって痛みを悪化させるおそれがある。
   アスピリン喘息はアスピリンに特有の副作用であり、アセトアミノフェンでは発生しない。
   アスピリンはライ症候群の発生との関連性が示唆されているため、妊婦では使用しないこととされている。
   ピリン系の解熱鎮痛成分は過去にショック等の重篤な副作用が頻発したため用いられなくなったが、一般用医薬品でのピリン系としては唯一、アスピリンが現在でも使用できる。




イメージ


形式(6)

○第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識

   次の医薬品の副作用に関する記述について、(    )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

   WHO(世界保健機構)の定義によれば、医薬品の(  a  )とは「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常(  b  )量で発現する医薬品の(  c  )かつ意図しない反応」とされている。

副作用 用いられない 有益
乱用 用いられる 有害
薬効 用いられない 有益
乱用 用いられる 有益
副作用 用いられる 有害


○第3章 主な医薬品とその作用【解熱鎮痛薬】

   次のアスピリンの副作用に関する記述について、(    )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

   アスピリンは、ライ症候群の発生との関連性が示唆されているため、(  a  )では使用しないこととされている。また、アスピリンには(  b  )を抑える作用はなく、かえって痛みを悪化させるおそれがある。

高齢者 胃痛
妊婦 頭痛
小児 頭痛
小児 胃痛
妊婦 歯痛


トップへ