「第2回建築物環境衛生維持管理要領等検討委員会」議事要旨
1 日時 平成19年3月22日(木)10:00〜12:00
2 場所 厚生労働省専用第10会議室
3 出席委員 相澤好治、池田耕一、大塚雅之、岸正、木村榮一、瀬川昌輝、平尾素一
(オブザーバー)田崎一幸、武藤敦彦
4 議事
(1)建築物環境衛生維持管理要領の改定案について
(2)建築物における維持管理マニュアル(仮)について
(3)その他
5 議事概要
・事務局より関東学院大学建築学科教授大塚雅之先生が委員に就任された旨が報告された。
・委員の互選により、相澤委員が座長に選出された。
<議題(1)維持管理要領の改訂について>
事務局より資料4の説明を行った後、質疑、意見交換が行われた。
【各委員の主な意見】
(1)空気環境の調整
○フィルタの点検事項を示した表は不要。
○超音波式については、振動子だけではなく、貯留水を清潔にする記述を追記してはどうか。
(2) 飲料水の管理
○1(カ)の「掃除終了後」を「水張りを行う場合」に修正した方がいい。
○全壁面、床及び天井」とあるが、天井→全壁面→床と掃除するので、手順にあわせて記載して欲しい。
○(4)貯湯槽から立ち上がっている膨張管の維持管理について記載した方がいい。
○防錆剤を安易に使用しないことという文言は入れる必要がある。
(3) 雑用水の管理
○吐水口空間の記載が必要。誤接合がないようにするための記載が必要。
(4) 排水
○排水槽における悪臭防止のための点検頻度の記載等は不要。
(5) 清掃
○「使用状況」と「経年状況」は、あわせて「劣化状況」としてすること。
○「排出者の責任」とはだれか不明確。
(6)ねずみ等の防除
○「標準的な目標基準」の文言は、本来、個々の現場に応じた基準をその都度きめていくという意味であるため、そのことがわかるような言葉を使うべき。
○カの「経済的効果」の意味がわからない。
<議題(2)その他>
事務局より資料5の説明を行った後、質疑、意見交換が行われた。
【各委員の主な意見】
○事務局案の事項だけではなく、排水と清掃も入れるべき。分野ごとの濃淡はあってもよい。
○マニュアルは「維持管理の具体的方法を提示したもの」ではなく、あくまで「維持管理の一例を示すもの」と位置付けるべき。