補装具評価検討会
第1回議事要旨
日時: |
平成18年11月28日(火)
14:00〜16:00 |
場所: |
厚生労働省 専用21会議室 |
出席: |
赤居正美(国立身体障害者リハビリテーションセンター病院副病院長) |
伊藤利之(横浜市総合リハビリテーションセンター顧問) |
上原朗(千葉市障害者相談センター所長) |
樫本修(宮城県リハビリテーション支援センター所長) |
君塚葵(心身障害児総合医療療育センター所長) |
黒田大治郎(神戸学院大学教授) |
坂本洋一(和洋女子大学教授) |
諏訪基(国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所所長) |
森本正治(大阪電気通信大学教授) |
山内繁(早稲田大学教授) |
田内光(国立身体障害者リハビリテーション病院第二機能回復訓練部部長) |
中邑賢龍(東京大学教授) |
宮田広善(全国肢体不自由児通園施設連絡協議会会長) |
三上真弘(帝京大学教授) |
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議事: |
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I 本検討会の経緯と検討内容について
1.補装具評価検討会設置の経緯
○ |
昨年の「補装具等の見直しに関する検討委員会」において、価格や種目の適正化の観点から、補装具の種目・価格見直し等を検討する仕組みについて検討し、その結果を踏まえて設置。 |
2.補装具評価検討会の検討内容
(1) |
補装具の種類が幅広いこと等から、第I類及び第II類に分けて検討を行うこととした。検討事項は次表のとおり。 |
名称 |
補装具第I類評価検討会 |
補装具第II類評価検討会 |
検討事項 |
[1] |
義肢装具等の、種目見直しや価格変更等に関すること。 |
[2] |
義肢、装具、座位保持装置の完成用部品の指定等についての審査。 |
[3] |
その他、義肢、装具に関すること。 |
|
[1] |
義肢装具以外の補装具(座位保持装置含む)の種目見直しや価格変更等に関すること。 |
[2] |
その他、義肢装具以外の補装具に関すること。 |
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(2) |
また、「補装具等の見直しに関する検討委員会」において、以下の二点の事項についても検討が必要であり、客観的なデータ等に基づき、補装具評価検討会にて検討することとされている。 |
○ |
特例補装具(旧基準外補装具)の基準内への採り入れについて |
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◆ |
現在、特例補装具として数多く交付されているものについては、なるべく基準内へ入れていくことが肝要。(そもそも特例補装具とは、希なものであり、多数交付品は基準内が適当である。) |
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○ |
価格体系の見直しについて |
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◆ |
新制度となるにあたって、昭和53〜55年度に体系づけられた現行の補装具の価格体系は古く、現状と合わない点があり、見直すべきとの意見があることから、価格体系の基本的な考え方について、今日的視点を踏まえ、調査・研究してみる必要がある。 |
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3.補装具評価検討会における協力体制
(1) |
本検討会に提出される要望の整理等については、国立身体障害者リハビリテーションにご協力いただく。 |
(2) |
補装具費支給の実態等については、全国の更生相談所にご協力をお願いする。 |
【主な意見】
○ |
基準外交付の過去の実績からみて、類型化ができそうな種目として、車いす、電動車いす、歩行器があり、これらに絞って、過去3年間位の実績を身体障害者更生相談所に対して早急に調査してみてはどうか。 |
○ |
ただし、他の補装具種目についても、期限は遅らせても良いので調査をしてはどうか。 |
○ |
その際、単に種目のみにとらわれず、どのような機能のものがどういう方に、いくらで給付されたのか調査してはどうか。 |
○ |
その結果を受けて、基準内への採り入れの際のルール決めを検討してみてはどうか。 |
○ |
価格体系の見直しについては、中長期的に取り組んでいくこととしてはどうか。 |
II 補装具に係る要望申請書及び要望聴取について
1.補装具に係る要望申請書
要望様式に基づき、関係事業者等から申請。
2.要望聴取について
○ |
要望聴取が必要と思われる場合、要望者側が行うプレゼンテーションを、検討会メンバーがヒアリングする。 |
【主な意見】
○ |
要望様式(検討会意見を踏まえて修正したもの)に基づき、平成19年1〜3月、関係事業者等から要望を集めてはどうか。 |
参考:補装具評価検討会開催要綱等(PDF:227KB)
(照会先)
[補装具評価検討会事務局]
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部
地域生活支援室補装具給付係 |
TEL | 03-5253-1111(内線3076) |
FAX | 03-3503-1237 |
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