資料4−3

振動障害等の防止に係る作業管理のあり方検討会報告書目次案

はじめに

.振動障害防止対策の現状

.振動リスクの考え方

.欧州の事情、米国の事情

.日本産業衛生学会の勧告

.今後の対策の方向
(1)規制値
(2)表示
(3)その他

.今後の課題

.その他



振動(往復運動)が手腕に与えるエネルギーについて


摩擦力の働かない単振動として試算する。

図




図





図
 
運動方程式は(1)の通りである。


(1)一般解を求めた上で、左記の初期条件を代入して解(2)が得られる。


この単振動の有するエネルギーwは、(3)で表される。ここで、vmは、最大速さ(0点での速さ)を表す。


おもりの最大加速度(最大振幅点で発生)をαmとすると、(4)式が成り立つ。
(4)を(3)に代入して、(5)式を得る。
強制振動であって、1サイクルごとに全運動エネルギーwが手腕に伝えられるものと考えられる。
一方(2)式から振動の周波数は(6)式で表される。

1秒間に手腕に伝えられる運動エネルギーは、
(7)で表されることになり、αに比例することが分かる。





実効値と最大値


x = Acosωt で表される振動の実効値Aeff(Root Mean Square)は、次のようになる。

図

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