年齢階層別及び男女別雇用状態
 年齢階層別に見ると、25〜34歳の役員を除く雇用者のうち76.6%が正規の職員・従業員となっており、最も割合が高くなっている。
 男女別に見ると、男性の83.7%が正規の職員・従業員となっているのに対し、女性の正規の職員・従業員は48.3%となっている。

 年齢階層別雇用状態(全体)

年齢階層別雇用状態(全体)のグラフ


 年齢階層別雇用状態(男性)

年齢階層別雇用状態(男性)のグラフ


 年齢階層別雇用状態(女性)

年齢階層別雇用状態(女性)のグラフ

資料出所: 総務省「労働力調査年報(詳細結果)」平成16年


 欧州各国の有期契約労働者数の比率
 フランス、イギリスの両国は一度有期契約労働者の割合が増加した後、減少に転じている。一方、ドイツでは、増減を繰り返している。

 ドイツ、フランス、イギリスにおける有期契約労働者数の比率

ドイツ、フランス、イギリスにおける有期契約労働者数の比率のグラフ

資料出所: 欧州委員会「Employment in Europe 2005 -Recent Trends and Prospects-」


 不満や不安を感じることがある有期契約労働者の割合
 現在の働き方について、不満や不安を感じることがあると回答した有期契約労働者は、男性の35.5%、女性の59.4%である。このうち、「正社員になれない」ことを不満に掲げた者は、男性について23.6%、女性について30.9%である。
 労働組合の加入の有無や、厚生年金の加入の有無別に見た場合、現在の働き方に対する不満がある者と不満がない者はいずれもほぼ同程度である。

 性別による有期契約労働者の現在の働き方に対する不満や不安の有無

性別による有期契約労働者の現在の働き方に対する不満や不安の有無のグラフ

「不満等あり」は、「現在の働き方について、不満や不安を感じることがある」と回答した者、「不満等なし」は「不満や不安を感じたことがない」と回答した者をいう。次ページにおいても同じ。


 現在の働き方に対する不満や不安のある労働者のうち、「正社員になれない」ことを不満に掲げる労働者の割合

現在の働き方に対する不満や不安のある労働者のうち、「正社員になれない」ことを不満に掲げる労働者の割合のグラフ


 労働組合の加入の有無と現在の働き方に対する不満や不安の有無の相関性

労働組合の加入の有無と現在の働き方に対する不満や不安の有無の相関性のグラフ


 社会保険(厚生年金)の加入の有無と現在の働き方に対する不満や不安の有無の相関性

社会保険(厚生年金)の加入の有無と現在の働き方に対する不満や不安の有無の相関性のグラフ

資料出所: UFJ総合研究所「有期契約労働者の処遇に関する実態調査」(平成17年)より再集計


 就業形態の変更についての希望(1)
 非正社員のうち、臨時的雇用者、契約社員、派遣労働者等では3割を超える者が他の就業形態に変わりたいと思っている。
 契約社員、派遣労働者、パートタイム労働者等では、他の就業形態に変わりたいとする者の8割以上が「正社員」を希望している。

 他の就業形態に変わりたい非正社員の割合

他の就業形態に変わりたい非正社員の割合のグラフ

資料出所: 厚生労働省「就業形態の多様化に関する総合実態調査」(平成15年)


 就業形態の変更についての希望(2)
 現在契約社員等として就労する者のうち、約半数は現状の就業形態がよいと考えている。
 一方、契約社員の26.3%、パートタイマー(短時間)の12.1%、パートタイマー(その他)の23.7%、派遣社員の32.4%が正社員に変わりたいとしている。

  ・ 男女計
男女計のグラフ
  ・ 男性
男性のグラフ
  ・ 女性
女性のグラフ
図

 「パートタイマー(短時間)」とは、いわゆる正社員より1日の所定労働時間が短いか、1週の所定労働日数が少ない者。雇用期間は1か月を超えるか、又は定めのない者。
 「パートタイマー(その他)」とは、いわゆる正社員と1日の所定労働時間と1週の所定労働日数がほぼ同じ者。雇用期間は1か月を超えるか、又は定めのない者で、パートタイマーその他これに類する名称で呼ばれている者。
 資料出所: 日本労働研究機構「企業の人事戦略と労働者の就業意識に関する調査」(平成15年)

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