連絡先 厚生労働省大臣官房厚生科学課
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平成18年5月9日
厚生科学審議会科学技術部会
第6回末梢性血管疾患遺伝子治療臨床研究作業委員会
議事概要
1. | 日時 場所 | 平成18年5月8日(月) 15:00〜17:00 厚生労働省 専用第17会議室(中央合同庁舎第5号館 16階) |
2. | 出席委員 | 永井委員長 上野委員 小澤委員 笹月委員 佐藤委員 渋谷委員 早川委員 吉倉委員 (事務局) 厚生労働省 林研究企画官 永田主任研究官 文部科学省 大家学術調査官 |
3. | 議事概要 概要は以下のとおり。 平成17年10月28日付けで札幌医科大学附属病院より申請のあった「遺伝子治療臨床研究実施計画(末梢性血管疾患(慢性閉塞性動脈硬化症・ビュルガー病))」について、審議が行われた。 まず、実施計画について総括責任者らより説明を受けた後、委員間で実施計画の妥当性等について審議が行われた。 用量設定の妥当性等、各委員の意見については、事務局で整理し、申請者に検討を依頼することとされ、その結果をもとに再度審議することとされた。 (遺伝子治療臨床研究実施計画の内容は別紙参照。) |
(別紙) | 遺伝子治療臨床研究実施計画の内容 平成18年5月8日審議分 |
研究課題名 | 血管内皮増殖因子(VEGF)・アンジオポエチン(Ang1)遺伝子プラスミドを併用した末梢性血管疾患(慢性閉塞性動脈硬化症・ビュルガー病)の治療のための遺伝子治療臨床研究 | ||||
申請年月日 | 平成17年10月28日 | ||||
実施施設及び 総括責任者 |
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対象疾患 | 末梢性血管疾患(慢性閉塞性動脈硬化症・ビュルガー病) | ||||
導入遺伝子 | ヒト血管内皮増殖因子(hVEGF165)遺伝子 および ヒトアンジオポエチン1(hAng1)遺伝子 |
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ベクター | プラスミドベクター | ||||
実施期間及び 対象症例数 |
厚生労働大臣より了承された日から3年間 10例 |
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治療研究の概要 | 本研究では、代替療法のない慢性閉塞性動脈硬化症・ビュルガー病の患者を対象に、血管新生因子であるhVEGF165およびhAng1それぞれを発現するプラスミドDNA(2種類)の筋肉内注射を虚血肢に行い、本治療法の安全性及び有効性を検討する。 | ||||
その他(外国 での状況等) |
本研究で用いられるプラスミドとほぼ同じ構造のhVEGF165発現プラスミドを用いた末梢性血管疾患に対する遺伝子治療が米国タフツ大学において100症例以上に実施されているが、hVEGF165発現プラスミド及びhAng1発現プラスミドの併用による遺伝子治療は前例がないとされている。 |