連絡先
厚生労働省大臣官房厚生科学課
担当  林 (3803)
   荒木 (3820)
電話  03-5253-1111(代表)
 03-3595-2171(直通)

平成18年3月30日

厚生科学審議会科学技術部会
第4回遺伝子治療臨床研究に係る生物多様性影響評価に関する作業委員会
議事概要


1.日時  平成18年3月29日(水) 13:00〜14:30
  場所  厚生労働省 専用第16会議室(中央合同庁舎第5号館 13階)
2.出席委員  吉倉委員長
 岩崎委員 小澤委員 神田委員 島田委員 早川委員
  自治医科大学附属病院からの申請に関する審議には不参加
 (事務局)
 厚生労働省  林研究企画官 荒木バイオテクノロジー専門官
 環境省  安田課長補佐

.議事概要

 北里大学病院及び自治医科大学附属病院より申請のあった遺伝子治療臨床研究に係る「第一種使用規程承認申請(別紙参照)」に関する生物多様性影響の評価について審議が行われた。
 その結果、申請のあった2件の第一種使用規程及び生物多様性影響評価書に関しては、概ね妥当であるとの結論であったが、一部の記載に係る指摘については、事務局より申請者に指示することとされた。なお、当該指摘に係る修正について委員長に確認の上、別途、遺伝子治療臨床研究作業委員会で審議されている遺伝子治療臨床研究実施計画の審議が終了し次第、併せて、厚生科学審議会科学技術部会へ報告することとされた。



(別紙)

遺伝子治療臨床研究に係る「遺伝子組換え生物等の使用等に規制による
生物の多様性の確保に関する法律」に基づく第一種使用規程承認申請

(平成18年3月29日審議分)

1 申請者 北里大学病院
申請年月日  平成18年1月19日
遺伝子組み換え生物等の種類の名称  単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼを発現する非増殖性の遺伝子組換えヒトアデノウイルス5型(Adv.RSV-TK)
遺伝子組み換え生物等の第一種使用等の内容 治療施設におけるヒト遺伝子治療を目的とした使用、保管、運搬及び廃棄並びにこれらに付随する行為
備考 遺伝子治療臨床研究については、現在申請中
課題名: 前立腺癌に対するHerpes Simplex Virus-thymidine kinase 遺伝子発現アデノウイルスベクター及びガンシクロビルを用いた遺伝子治療臨床研究

2 申請者 自治医科大学附属病院
申請年月日  平成18年1月25日
遺伝子組み換え生物等の種類の名称 ヒトアミノ酸脱炭酸酵素遺伝子を発現する非増殖性の遺伝子組換えヒトアデノ随伴ウイルス2型(AAV-hAADC-2)
遺伝子組み換え生物等の第一種使用等の内容 治療施設におけるヒト遺伝子治療を目的とした使用、保管、運搬及び廃棄並びにこれらに付随する行為
備考 遺伝子治療臨床研究については、現在申請中
課題名: AADC発現AAVベクター線条体内投与による進行期パーキンソン病遺伝子治療の臨床研究

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