公費負担医療関連資料におけるデータについて


 社会保障審議会障害者部会に提出した公費負担医療関連の資料のうち、受給者数等の「人数」「件数」のデータは、都道府県からの報告に基づく客観的な数値である。

 受給者数等の「人数」「件数」のデータは、大きく以下の3種類ある。

(1) 公費負担医療を受ける権利を有する人の数(給付決定件数)
 公費負担医療を受けるために、都道府県等の支給決定を受けた者の数

(2) 延べ利用人員又は実利用人員
 公費負担医療を実際に利用した者の数(更生医療の場合は延べ人数で、育成医療は実利用人員を把握している。)

(3) レセプト件数
 支給決定を受けた者が、医療機関に受診した件数(例えば一人の人が同一月に二つの医療機関を受診すると二件と数える。)

 制度により、自治体から報告のある事項に差異がある。
 ○ 精神通院 レセプト件数
 ○ 更生医療 支給決定件数、延べ利用人数、レセプト件数
 ○ 育成医療 支給決定件数、実利用人数、レセプト件数

 費用推計は、(3)レセプト件数及びレセプト1件当たりの医療費の最近の動向を基に行ったものである。

【資料掲載関連数値一覧】
  精神通院医療 更生医療 育成医療
(1) 給付決定件数(H15年度)
約17万件/年 約7万件/年
(2) 延べ利用人員(H14年度) 約83万人/年
実利用人員(H15年度) 約5万人/年
(3) レセプト件数(H14年度)
約70万件/月 約8万件/月 約1万件/月
  ※  精神通院医療の平成15年度のレセプト件数:約76万件/月

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