参考資料2 |
二次健康診断等給付
(1) | 二次健康診断等給付の概要 近年、定期健康診断等における有所見率が高まっているなど、健康状態に問題のある労働者が増加している中で、業務による過重負荷により、基礎疾患が自然経過を超えて急激に著しく増悪し、脳血管疾患および心臓疾患(以下「脳・心臓疾患」という。)を発症して死亡または障害状態に至ったものとして労災認定された件数は、増加傾向にあります。 このような脳・心臓疾患の発症は、本人やその家族はもちろん、企業にとっても重大な問題であり、社会的にも「過労死」等として大きな問題となっています。 一方で、脳・心臓疾患については、発症前の段階における予防が効果的であるとされています。 二次健康診断等給付は、労働安全衛生法の規定による定期健康診断等のうち直近のもの(以下「一次健康診断」という。)において、脳・心臓疾患を発症する危険性が高いと判断された方々に対して、脳血管および心臓の状態を把握するための二次健康診断および脳・血管疾患の発症の予防を図るための医師等による特定保健指導を受診者の負担無く受けることができる労災保険制度の保険給付です。 | ||||||||||||||||||||||
(2) | 二次健康診断等給付を受けるための要件 二次健康診断等給付は、一次健康診断の結果において、
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(3) | 二次健康診断等給付の内容 二次健康診断および特定保健指導の内容は次のとおりです。
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(労働衛生のしおりより抜粋)