資料4−22 

製品群No. 29
内用痔疾用薬

  リスクの程度の評価   A 薬理作用 B 相互作用 C 重篤な副作用のおそれ C’ 重篤ではないが、注意す
べき副作用のおそれ
D 濫用のお
それ
E 患者背景(既往歴、治療状況等)
(重篤な副作用につながるおそれ)
F 効能・効果(症状の悪化に
つながるおそれ)
G 使用方法(誤使用のおそれ) H スイッチ
化等に伴う
使用環境の
変化
   
評価の視点   薬理作用 相互作用 重篤な副作用のおそれ 重篤ではないが、注意すべき副作用のおそれ 薬理に基づく習慣性 適応禁忌 慎重投与
(投与により障害の再発・悪化のおそれ)
症状の悪化につながるおそれ 適応対象の症状の判別に注意を要する(適応を誤るおそれ) 使用方法(誤使用のおそれ) スイッチ化等に伴う使用環境の変化    
併用禁忌(他剤
との併用により
重大な問題が
発生するおそれ)
併用注意 薬理・毒性に基づくもの 特異体質・アレルギー等によるもの 薬理・毒性に基づくもの 特異体質・アレルギー等によるもの 使用量に上限
があるもの
過量使用
・誤使用
のおそれ
長期使用に
る健康被害
のおそれ
用法用量 効能効果
消炎酵素成分 塩化リゾチーム レフトーゼ錠 抗炎症作用:
瘢痕形成・組織修復作用:
膿粘液の分解と排出作用:
出血抑制作用
      ショック、アナフィラキシー様症状・SJ症候群・Lyell 症候群 (頻度不明) 0.1〜5%未満(下痢、胃部不快感、悪心・嘔吐、食欲不振)、0.1%未満(口内炎等)、頻度不明{肝機能障害(AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTP、LDHの上昇等、めまい} 0.1%未満(過敏症)   本剤の成分過敏症の既往歴、卵白アレルギー(アナフィラキシー・ショックを含む過敏症状) アトピー性皮膚炎、気管支喘息、薬剤アレルギー、食物アレルギー等のアレルギー性素因、両親、兄弟等がアレルギー症状の既往歴、高齢者         作用機序は解明されていない点も多く、用量・効果の関係も必ずしも明らかにされていないので、漫然と投与しない。   1.慢性副鼻腔炎の腫脹の融解、痰の切れが悪く、喀出回数の多い気管支炎、気管支喘息、気管支拡張症の喀痰喀出困難、小手術時の術中術後出血の場合、通常、成人は1日塩化リゾチームとして、60〜270mg(力価)を3回に分けて経口投与する。2.歯槽膿漏症(炎症型)腫脹の緩解の場合、通常、成人は1日塩化リゾチームとして、180〜270mg(力価)を3回に分けて経口投与する。高齢者減量 1.慢性副鼻腔炎の腫脹の緩解、痰の切れが悪く、喀出回数の多い気管支炎、気管支喘息、気管支拡張症の喀痰喀出困難、小手術時の術中術後出血(歯科、泌尿器科領域)の場合 2.歯槽膿漏症(炎症型)腫脹の緩解の場合
ブロメライン キモタブS4万単位 抗炎症作用、喀痰・膿汁等の粘稠性分泌物の融解と排出促進を有する   抗凝血剤(抗凝血作用が増強)     0.1〜5%未満(下痢、胃部不快感、悪心・嘔吐、鼻出血、血痰等の出血傾向)、0.1%未満(食欲不振、便秘等) 0.1〜5%未満(過敏症)     血液凝固異常、重篤な肝障害・腎障害、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人         本剤の作用器序はなお解明されていない点も多く、また、用量・効果の関係も必ずしも明らかにされていない。したがって、漫然と投与すべきでない。   通常、成人1日8万〜16万ブロメライン単位(本剤2〜4錠)を2〜4回に分けて経口投与する。
本剤の体内での作用機序はなお解明されない点も多く、また用量−効果の関係も必ずしも明らかにされていない。従って、漫然と投与すべきでない。
手術後及び外傷後の腫脹の緩解
痰の切れが悪く、喀出回数の多い下記疾患の喀痰喀出困難
慢性気管支炎、気管支喘息
止血成分 カルバゾクロム アドナ(AC-17)錠(10mg)/アドナ(AC-17)錠30mg/アドナ(AC-17)散10%

カルバゾクロムがなかったのでカルバゾクロムスルホン酸ナトリウム製剤の添付文書を使用
細血管に作用して、血管透過性亢進を抑制し、血管抵抗値を増強する。血液凝固・線溶系に影響を与えることなく出血時間を短縮し、止血作用を示す。
血管透過性抑制作用 、細血管抵抗値増強作用 、出血時間短縮作用 、血小板・血液凝固系に対する作用 、呼吸系・循環系に対する作用を有する。
        0.1〜5%未満(食欲不振、胃部不快感)
0.1%未満(悪心、嘔吐)
頻度不明(過敏症)     本剤の成分に対し過敏症の既往歴、高齢者             カルバゾクロムスルホン酸ナトリウムとして、通常成人1日30〜90mgを3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
高齢者では減量。
毛細血管抵抗性の減弱及び透過性の亢進によると考えられる出血傾向(例えば紫斑病等)
毛細血管抵抗性の減弱による皮膚あるいは粘膜及び内膜からの出血、眼底出血・腎出血・子宮出血
毛細血管抵抗性の減弱による手術中・術後の異常出血
血行改善成分 酢酸トコフェロール ビタミンE:
ユベラ錠
微小循環系の賦活作用を有し、末梢血行を促す。
膜安定化作用を有し、 血管壁の透過性や血管抵抗性を改善する。
抗酸化作用を有し、過酸化脂質の生成を抑制する。
内分泌系の賦活作用を有し、内分泌の失調を是正する。
        0.1〜5%未満(便秘、胃部不快感)、0.1%未満(下痢) 0.1%未満(過敏症               末梢循環障害や過酸化脂質の増加防止の効能に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきではない。   錠剤
通常、成人には1回1〜2錠(酢酸トコフェロールとして、50〜100mg)を、1日2〜3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
1. ビタミンE欠乏症の予防及び治療
2. 末梢循環障害(間歇性跛行症、動脈硬化症、静脈血栓症、血栓性静脈炎、糖尿病性網膜症、凍瘡、四肢冷感症)
3. 過酸化脂質の増加防止

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