資料4−18 |
製品群No. 23
動脈硬化用薬(リノール酸,レシチン主薬製剤等)
リスクの程度の評価 | A 薬理作用 | B 相互作用 | C 重篤な副作用のおそれ | C’ 重篤ではないが、注意す べき副作用のおそれ |
D 濫用のお それ |
E 患者背景(既往歴、治療状況等) (重篤な副作用につながるおそれ) |
F 効能・効果(症状の悪化に つながるおそれ) |
G 使用方法(誤使用のおそれ) | H スイッチ 化等に伴う 使用環境の 変化 |
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評価の視点 | 薬理作用 | 相互作用 | 重篤な副作用のおそれ | 重篤ではないが、注意すべき副作用のおそれ | 薬理に基づく習慣性 | 適応禁忌 | 慎重投与 (投与により障害の再発・悪化のおそれ) |
症状の悪化につながるおそれ | 適応対象の症状の判別に注意を要する(適応を誤るおそれ) | 使用方法(誤使用のおそれ) | スイッチ化等に伴う使用環境の変化 | |||||||||
併用禁忌(他剤 との併用により 重大な問題が 発生するおそれ) |
併用注意 | 薬理・毒性に基づくもの | 特異体質・アレルギー等によるもの | 薬理・毒性に基づくもの | 特異体質・アレルギー等によるもの | 使用量に上限 があるもの |
過量使用 ・誤使用 のおそれ |
長期使用に る健康被害 のおそれ |
用法用量 | 効能効果 | ||||||||||
高コレステロール改善成分 | ソイステロール | トコオール | 1.血漿及び肝臓のコレステロール値の低下が認められている。 2.大豆油不けん化物中のトコフェロールは大豆油ステロールによる血漿コレステロールの減少効果を増強する。 |
頻度不明(食欲不振、下痢、軟便、便秘、腹痛、胃部不快感、悪心) | 頻度不明 (過敏症) | 高齢者 | 大豆油不けん化物として、1日1,200mg(6カプセル)を3回に分けて経口投与する。 高齢者で減量。 |
高コレステロール血症 | ||||||||||||
パンテチン | パントシン錠30 | パンテチンは,パンテテインのdisulfide型で,CoAの前駆物質である。 内膜への脂質沈着抑制作用、 血清総コレステロール低下作用(コレステロールの肝への取り込み能および胆汁酸への代謝を正常化する)、血清中性脂肪低下作用 (リポ蛋白リパーゼ活性が上昇する)、血清HDL-コレステロールの増加作用 (アポ蛋白A-Iの合成促進,組織リポ蛋白リパーゼ活性の増加および血中LCAT活性の増加により,VLDL→HDL経路の促進に基づく) |
0.1〜5%未満(下痢・軟便)、0.1%未満(腹部膨満、嘔吐)、頻度不明(食欲不振) | パントテン酸の欠乏または代謝障害が関与すると推定される病状に対しては、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。 | 成人にはパンテチンとして1日30〜180mgを1〜3回に分けて経口投与する。 血液疾患,弛緩性便秘には,パンテチンとして1日300〜600mgを1〜3回に分けて経口投与する。 高脂血症には,パンテチンとして1日600mgを3回に分けて経口投与する。 |
1.パントテン酸欠乏症の予防および治療 2.パントテン酸の需要が増大し,食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患,甲状腺機能亢進症,妊産婦,授乳婦など) 3.パントテン酸の欠乏または代謝障害が関与すると推定される高脂血症、弛緩性便秘、ストレプトマイシンおよびカナマイシンによる副作用の予防および治療、急・慢性湿疹、血液疾患の血小板数ならびに出血傾向の改善 |
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ポリエンホスファチジルコリン | EPLカプセル | ・脂質代謝、蛋白代謝の改善を通じて、血中リポ蛋白分画を改善する。 ・コレステロールの代謝回転を調整し、コレステロールエステル比の改善、コレステロールの異化・排泄障害の正常化等の作用を有する。 |
0.1〜5%未満(下痢、胃部不快感、腹部膨満感、悪心等) | 0.1%未満(過敏症) | 本剤の成分過敏症の既往歴 | ポリエンホスファチジルコリンとして、通常成人1回500mgを1日3回経口投与する。 | 慢性肝疾患における肝機能の改善、脂肪肝、高脂質血症 | |||||||||||||
高コレステロール改善成分 | 酪酸リボフラビン | ハイボン錠20mg | コレステロール上昇抑制作用 | 0.1〜5%未満(下痢、悪心・嘔吐、胃膨満、腹部膨満)、0.1%未満(胃不快感、食欲不振) | 高コレステロール血症及びビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合の適応に対して,効果がないのに月余にわたって漫然と使用しないこと. | 酪酸リボフラビンとして,1日5〜20mgを2〜3回に分割経口投与する. 高コレステロール血症には,通常,成人1日60〜120mgを2〜3回に分割経口投与する. |
・高コレステロール血症 ・ビタミンB2欠乏症の予防及び治療. ・ビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される口角炎,口唇炎,舌炎,脂漏性湿疹,結膜炎,びまん性表層角膜炎 ・ビタミンB2の需要が増大し,食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患,妊産婦,授乳婦,はげしい肉体労働時等) |
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リノール酸 | なし | |||||||||||||||||||
ビタミン成分 | 酢酸トコフェロール | ユベラ錠 | 微小循環系の賦活作用を有し、末梢血行を促す。 膜安定化作用を有し、 血管壁の透過性や血管抵抗性を改善する。 抗酸化作用を有し、過酸化脂質の生成を抑制する。 内分泌系の賦活作用を有し、内分泌の失調を是正する。 |
0.1〜5%未満(便秘、胃部不快感)、0.1%未満(下痢) | 0.1%未満(過敏症 | 末梢循環障害や過酸化脂質の増加防止の効能に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきではない。 | 錠剤 通常、成人には1回1〜2錠(酢酸トコフェロールとして、50〜100mg)を、1日2〜3回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
1. ビタミンE欠乏症の予防及び治療 2. 末梢循環障害(間歇性跛行症、動脈硬化症、静脈血栓症、血栓性静脈炎、糖尿病性網膜症、凍瘡、四肢冷感症) 3. 過酸化脂質の増加防止 |