資料4−13 |
製品群No. 15
胃腸鎮痛鎮けい薬
リスクの程度の評価 | A 薬理作用 | B 相互作用 | C 重篤な副作用のおそれ | C’ 重篤ではないが、注意す べき副作用のおそれ |
D 濫用のお それ |
E 患者背景(既往歴、治療状況等) (重篤な副作用につながるおそれ) |
F 効能・効果(症状の悪化に つながるおそれ) |
G 使用方法(誤使用のおそれ) | H スイッチ 化等に伴う 使用環境の 変化 |
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評価の視点 | 薬理作用 | 相互作用 | 重篤な副作用のおそれ | 重篤ではないが、注意すべき副作用のおそれ | 薬理に基づく習慣性 | 適応禁忌 | 慎重投与 (投与により障害の再発・悪化のおそれ) |
症状の悪化につながるおそれ | 適応対象の症状の判別に注意を要する(適応を誤るおそれ) | 使用方法(誤使用のおそれ) | スイッチ化等に伴う使用環境の変化 | |||||||||
併用禁忌(他剤 との併用により 重大な問題が 発生するおそれ) |
併用注意 | 薬理・毒性に基づくもの | 特異体質・アレルギー等によるもの | 薬理・毒性に基づくもの | 特異体質・アレルギー等によるもの | 使用量に上限 があるもの |
過量使用 ・誤使用 のおそれ |
長期使用に る健康被害 のおそれ |
用法用量 | 効能効果 | ||||||||||
副交感神経遮断成分 | 塩酸オキシフェンサイクリミン | |||||||||||||||||||
塩酸ジサイクロミン | レスポリミン錠 | アセチルコリンによる痙縮を抑制し、腸管の自発運動、アセチルコリンによる収縮を抑制する。食物の腸管輸送速度を低下させる。 | 三環系抗うつ薬(抗コリン作用増強(散瞳、排尿障害、心悸亢進、頻脈、便秘、口内乾燥等)、フェノチアジン系薬(抗コリン作用増強)、MAO阻害薬(抗コリン作用増強) | 頻度不明(過視調節障害、眼圧亢進、頭痛、頭重感、眩暈、眠気、口渇、便秘、悪心、嘔吐、腹部膨満・不快感、鼓腸、食欲不振、心悸亢進、排尿障害、心悸亢進、倦怠感、脱力感)、視調節障害・眠気等を起こす事があるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させない。 | 過敏症 | 緑内障、前立腺肥大による排尿障害、重篤な心障害、麻痺性イレウス、自動車等の運転注意(視調節障害、眠気)、 | 前立腺肥大症、心障害(うっ血性心不全、不整脈等)、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症、高温環境の患者、高齢者、妊婦及び妊娠の可能性、授乳婦、小児 | 1回10〜20mg、1日3〜4回経口、適宜増減 | 下記疾患における痙攣:胃・十二指腸潰瘍、食道痙攣、幽門痙攣、胃炎、潰瘍性大腸炎、憩室炎、痙攣性便秘、過敏大腸症、小児の嘔吐、胆のう・胆管炎、胆石症、尿路結石症、月経困難症 | |||||||||||
臭化メチルアトロピン | なし | |||||||||||||||||||
臭化メチルベナクチジウム | 配合剤のみ | |||||||||||||||||||
臭化メチルオクタトロピン | バルピン錠 | 鎮痙作用、胃液分泌抑制作用 | 抗コリン作用を有する薬剤(抗コリン作用の増強)、MAO阻害薬(本剤の作用増強) | 頻度不明(視調節障害、口渇、悪心、胸焼け、便秘、下痢、食欲不振、腹部膨満感、排尿障害、眠気、めまい、頭痛、不快感、倦怠感)、視調節障害等を起こす事があるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させない。 | 過敏症状、顔面浮腫 | 緑内障、前立腺肥大による排尿障害、重篤な心疾患、麻痺性イレウス | 前立腺肥大症、うっ血性心不全、不整脈、高血圧、肝又は腎疾患、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症、高温環境の患者、高齢者、妊婦又は妊娠の可能性、授乳婦、自動車の運転等(視調節障害、眠気、めまい) | 1回10〜20mg、1日2〜4回経口投与、適宜増減 | 下記疾患における痙攣および疼痛:胃・十二指腸潰瘍、胃炎、腸炎、胆石症 | |||||||||||
臭化ブチルスコポラミン | ブスコパン錠 | 鎮痙作用、消化管運動抑制作用、胃液分泌抑制作用、膀胱内圧上昇抑制作用 | 三環系抗うつ薬(抗コリン作用(口渇・便秘・眼の調節障害増強)、フェノチアジン系薬(抗コリン作用増強)、MAO阻害薬(抗コリン作用増強)、抗ヒスタミン薬(抗コリン作用増強) | 0.1〜5%(視調節障害、腹部膨満感、鼓腸、便秘、排尿障害、頭痛、頭重感、心悸亢進)、頻度不明(口渇)、視調節障害・眠気等を起こす事があるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させない。 | 過敏症 | 出血性大腸炎、緑内障、前立腺肥大による排尿障害、重篤な心障害、麻痺性イレウス、本剤過敏症既往歴、細菌性下痢 | 前立腺肥大症、うっ血性心不全、不整脈、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症、高温環境の患者、高齢者、妊娠又は妊娠の可能性、自動車等の運転注意(眼の調節障害) | 細菌性下痢(治療期間の延長をきたすおそれ) | 1回10〜20mg、1日3〜5回経口投与、適宜増減 | 下記疾患における痙攣:胃・十二指腸潰瘍、食道痙攣、幽門痙攣、胃炎、腸炎、腸仙痛、痙攣性便秘、機能性下痢、胆のう・胆管炎、胆石症、胆道ジスキネジー、胆のう切除後の後遺症、尿路結石症、膀胱炎、月経困難症 | ||||||||||
臭化メピジウム | ||||||||||||||||||||
ヨウ化イソプロパミド | ||||||||||||||||||||
ロートエキス | ロートエキス散純正 | ムスカリン様受容体において副交感神経性及び外因性のアセチルコリンと競合的に拮抗。胃酸又はペプシン分泌抑制、抗ストレス潰瘍作用、胃細胞保護作用、小腸運動または腸液分泌抑制作用、鎮痛作用、血圧降下作用、鎮けい作用 | 三環系抗うつ薬、フェノチアジン系、MAO阻害薬、抗ヒスタミン薬、イソニアジド(本剤の作用増強 | 頻度不明(散瞳、しゅう明、霧視、視調節障害、口渇、悪心、嘔吐、便秘、排尿障害、頭痛、頭重感、めまい、頻脈)、視調節障害・散瞳・しゅう明・めまい等を起こす事があるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させない。 | 過敏症、顔面紅潮 | 緑内障、前立腺肥大による排尿障害、重篤な心疾患、麻痺性イレウス | 高齢者、妊婦又は妊娠の可能性、授乳婦、自動車の運転等(視調節障害、散瞳、しゅう明、めまい) | 1日20〜90mg、2〜.3回分服。適宜増減 | 下記疾患における分泌、運動亢進ならびに疼痛:胃酸過多、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、痙攣性便秘 | |||||||||||
鎮痙成分 | 塩酸パパベリン | 塩酸パパベリン散ホエイ | 平滑筋の弛緩作用、血管平滑筋の異常緊張を抑制し、血流量を増加。内臓平滑筋を弛緩し、鎮けい作用。 | レボドパ(レボドパの作用減弱) | 頻度不明(心悸亢進、血圧上昇、めまい、眠気、頭痛、便秘、口渇、食欲不振、心か部痛、顔面潮紅、発汗) | 頻度不明:アレルギー性肝障害、過敏症、(便秘、口渇、心悸亢進) | 本剤過敏症既往歴 | 緑内障、高齢者、妊婦、小児 | 1日200mg、3〜4回分服。適宜増減。高齢者は減量。 | 下記疾患における内臓平滑筋の痙攣症状:胃炎・胆道系疾患、急性動脈塞栓、末梢循環障害、冠循環障害における血管拡張と症状の改善。 | ||||||||||
局所麻酔成分 | アミノ安息香酸エチル | アミノ安息香酸エチル丸石 | 胃粘膜の知覚神経末端を麻痺させ、中枢への刺激伝達を遮断して疼痛、嘔吐を鎮める。 | 0.1〜5%(食欲不振、悪心、口渇、便秘)、0.1%未満(下痢、、メトヘモグロビン血症(小児)) | 頻度不明(過敏症) | 本剤過敏症既往歴、乳幼児 | 高齢者、妊婦又は妊娠の可能性 | 口内にしびれ等を残さないため速やかに飲み下す | 長期連続投与回避 | 1日0.6〜1g、3回分服。適宜増減。高齢者は減量 | 下記疾患に伴う疼痛・嘔吐:胃炎、胃潰瘍 | |||||||||
局所麻酔成分 | オキセサゼイン | ストロカイン錠 | 局所麻酔作用、ガストリン遊離抑制作用、胃酸分泌抑制作用、胃腸管運動抑制作用 | 0.1〜5%(食欲不振、悪心、口渇、便秘、下痢、、頭痛、眩暈)、頻度不明(眠気、脱力感) | 0.1〜5%(過敏症) | 本剤過敏症既往歴 | 高齢者、妊婦又は妊娠の可能性、小児 | 口内にしびれ等を残さないため速やかに飲み下す | 長期連続投与回避 | 1日15〜40mg、3〜4回分服。高齢者は減量 |