○ | 事業開始:平成15年12月1日 | ||
○ | 電話相談:月・火・木の週3日
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2)相談者の属性(図2)
3)相談内容(図3)
<主な相談内容と支援内容>
○ | ALS療養者への看護経験の豊富な相談員が対応し、難病研究機関など関係機関に照会を行ったほか、相談者の意向を確認したうえで、長期入院前のケアマネージャー及び訪問看護ステーションへ相談者の希望を伝えて、相談者の地域の支援チームに橋渡しを行った。
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1) | 制度利用に際しての、行政解釈や運用の差による困難 都道府県等におけるALS等難病支援対策、サービスに大きな格差があることや行政解釈、運用の差がみられている。加えて訪問看護制度の活用を考えたとき、医療保険と難病対策の利用となるが、その運用上の制約が都道府県によって異なる点、照会窓口が異なることから、総合的な判断が難しく、適切な利用を阻む要因のひとつとなっていることが指摘できる。 | ||||||
2) | 具体的解決策検討に際しての困難 コールセンターに寄せられる相談は、夜間支援者の不足や医療ニーズを満たしきれない訪問看護の体制など現行制度下での解決が困難な事例が多い。コールセンターの機能として、地域支援体制の構築を働きかけるべく、都道府県看護協会や各地域関係者への連絡を行っているが、地域側も「ない袖は振れない」のが実情である。 寄せられる相談が現在進行形であることを充分に認識し、一事例に対しての取り組みを蓄積させていくなど、具体的な対応策の検討を行っていく必要がある。 | ||||||
3) | 相談窓口としての役割の期待 今後、ALSコールセンターでは、各都道府県看護協会とのさらなる連携を進め、各地域の訪問看護ステーションと情報共有を図り、ALS患者・家族等の相談者のために役立つ情報の提供を進めていきたい。 特に、これまで難病の訪問看護に対する相談を専門的に行う場所はなく、当コールセンターが訪問看護提供者や地域支援の相談窓口として果たすべき役割は大きい。 | ||||||
4) | 今後の課題
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