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資料番号−5

「健康障害を防止するための指針」の対象予定物質の管理濃度・許容濃度等一覧


物質名 CAS-No. 管理濃度 日本産業衛生学会 ACGIH※1 IARC※2 OSHA※3
(アメリカ)
HSE※4
(イギリス)
DFG※5
(ドイツ)
基準濃度検討対象物質
許容濃度(2004) 経皮吸収、発がん分類 TWA(2004) 経皮吸収、発がん分類 発がん分類 29CFR1910.1000(2004) EH40/2002 MAK※6
(2003)
TRK※7
(2003)
キノリン Quinoline 91-22-5  
グリシドール Glycidol 556-52-5 2ppm A3 2A 50ppm
クロトンアルデヒド Crotonaldehyde 123-73-9 C0.3ppm skin;A3 2ppm
1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン 1,4-dichloro-2-
nitrobenzene
89-61-2  
N,N-ジメチルホルムアミド N,N-
dimethylformamide
68-12-2 10ppm 10ppm (皮)
,2B
10ppm skin;A4 3 10ppm 10ppm(LTEL)
20ppm(STEL)
10ppm  
ヒドラジン一水和物 Hydrazine hydrate 7803-57-8
(ヒドラジン
302-01-2)
0.1ppm (皮)
,2B
0.01ppm
(ヒドラジンとして)
skin;A3 2B 1ppm
(ヒドラジンとして)
0.02ppm(LTEL)
0.1ppm(STEL)
(ヒドラジンとして)

備考
※1 American Conference of Governmental Industrial Hygienists(米国産業衛生専門家会議)
※2 International Agency for Research on Cancer(国際がん研究機関)
※3 Occupational Safety & Health Administration(米国安全衛生局)
※4 Health and Safety Executive(イギリス安全衛生庁)
※5 Deutsche Forschungsgemeinschaft(ドイツ研究審議会)
※6 maximale Arbeitsplatz-Konzentration(maximum workplace concentration)
※7 英訳でTechnical exposure limits
※8 日本産業衛生学会等の発がん分類は以下のとおりである。
日本産業衛生学会の発がん分類
 第1群 人間に対して発がん性のある物質
 第2群 人間に対しておそらく発がん性があると考えられる物質
  第2群A 証拠が十分な物質
  第2群B 証拠が比較的十分でない物質
ACGIHの発がん分類
 A1 ヒトに対して発がん性が確認された物質
 A2 ヒトに対して発がん性が疑われる物質
 A3 動物発がん性物質
 A4 発がん性物質として分類できない物質
 A5 ヒトに対して発がん性物質として疑えない物質
IARCの発がん分類
 グループ1 ヒトに対して発がん性がある
 グループ2A ヒトに対しておそらく発がん性がある
 グループ2B ヒトに対して発がん性がある可能性がある
 グループ3 ヒトに対する発がん性については分類できない
 グループ4 ヒトに対しておそらく発がん性がない
※9 HSEの欄に示されているLTELは、long-term exposure limitとして与えられていることを示す。
 HSEの欄に示されているSTELは、Short-term exposure limitとして与えられていることを示す。


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