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週労働時間が35時間未満及び60時間以上の雇用者の割合(職業別)


 「労働力調査」における雇用者の週労働時間を職業別にみると、運輸・通信従事者、販売従事者、技術者、管理的職業従事者等において、週60時間以上の者の割合が高い。特に、技術者については、週60時間以上の者の割合が近年高まっている(10年間で+5.6ポイント)。

 家庭生活支援サービス職業従事者、労務作業者、その他のサービス職業従事者において、週35時間未満の者の割合が高い。特に、家庭生活支援サービス職業従事者における週35時間未満の者の割合は、近年大きく高まっている(平成5年:53.2%→平成15年:69.6%)。



週35時間未満及び60時間以上の雇用者の割合
(単位 %、ポイント)
職業 35時間未満 60時間以上
平成5年
(A)
平成15年
(B)
(B)−(A)
(ポイント)
平成5年
(C)
平成15年
(D)
(D)−(C)
(ポイント)
雇用者総数 16.3 24.4 +8.1 9.1 11.4 +2.3
技術者 9.5 9.4 ▲0.1 13.0 18.6 +5.6
教員 17.6 19.3 +1.7 11.1 11.4 +0.3
その他の専門的・技術的職業従事者 22.4 26.1 +3.7 8.1 8.7 +0.6
管理的職業従事者 11.5 15.2 +3.7 17.0 17.4 +0.4
事務従事者 21.3 26.8 +5.5 5.2 6.9 +1.7
販売従事者 15.4 21.1 +5.7 17.2 19.4 +2.2
家庭生活支援サービス職業従事者 53.2 69.6 +16.4 2.8 2.4 ▲0.4
保安職業従事者 11.4 14.0 +2.6 15.2 14.7 ▲0.5
その他のサービス職業従事者 33.0 41.7 +8.7 13.3 11.4 ▲1.9
農林漁業作業者 23.7 31.0 +7.3 10.5 11.0 +0.5
運輸・通信従事者 7.5 12.6 +5.1 23.2 25.2 +2.0
採掘作業者 5.6 7.1 +1.5 11.7 16.3 +4.6
製造・制作・機械運転及び建設作業者 14.2 17.6 +3.4 8.2 11.1 +2.9
労務作業者 32.3 42.6 +10.3 8.4 9.7 +1.3
分類不能の職業 21.7 26.8 +5.1 7.2 8.1 +0.9
資料出所: 「平成16年版労働経済の分析」より、総務省統計局「労働力調査」を厚生労働省労働政策担当参事官室にて特別集計した結果を、一部加工の上、転載。
(注)雇用者のうち休業者を除いた者の総数に占める割合


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