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連絡先
厚生労働省大臣官房厚生科学課
 担当 高山(3803)、永田(3820)
 電話 03-5253-1111(代表)
 03-3595-2171(直通)

平成16年8月11日
(情報提供)

厚生科学審議会科学技術部会
遺伝子治療臨床研究に係る生物多様性影響評価に関する作業委員会(第2回)
議事概要


.日時 平成16年8月9日(月)  10:00〜12:00

.議事概要
 遺伝子治療臨床研究実施(予定)施設から提出されている第一種使用規程承認申請8申請のうち、遺伝子組換えレトロウイルスを用いる4申請及び遺伝子組換えセンダイウイルスを用いた1申請(別紙参照)について、第1回目の審議を行った。
 その結果、いずれの申請についても、生物多様性影響に関する評価についてより適切に整理すること等の指示が出され、これについて各施設と調整していくこととなった。


(別紙)

遺伝子治療臨床研究に関する「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づく第一種使用規程承認申請

(平成16年8月9日審議分)

遺伝子組換え生物等の種類の名称 申請者 備考
ヒトアデノシンデアミナーゼcDNA遺伝子配列を含み、テナガザル白血病ウイルスenv蛋白質をエンベロープにもつ非増殖性の遺伝子組換えモロニーマウス白血病ウイルス(GCsapM-ADA) 北海道大学病院 臨床研究
継続中
ヒトγc鎖を発現し、マウスアンフォトロピックウイルス4070Aのenvたん白質をエンベロープにもつ非増殖性の遺伝子組換えモロニーマウス白血病ウイルス(MFG/B2-γc) 東北大学病院 同上
単純ヘルペスウイルスI型チミジンキナーゼ及び細胞内領域欠損ヒト低親和性神経成長因子受容体を発現し、マウスアンフォトロピックウイルス4070Aのenv蛋白質をエンベロープにもつ非増殖性の遺伝子組換えモロニーマウス白血病ウイルス(SFCMM-3) 筑波大学附属病院 同上
ヒト多剤耐性遺伝子MDR1(P-糖タンパク質の遺伝子)を発現し、マウスアンフォトロピックウイルス4070Aのenvタンパク質をエンベロープにもつ非増殖性の遺伝子組換えハーベーマウス肉腫ウイルス(HaMDR) 財団法人癌研究会
附属病院及び癌化学療法センター
同上
ヒト塩基性線維芽細胞増殖因子(hFGF-2)を発現する非伝播性の遺伝子組換えセンダイウイルス(SeV/dF-FGF2) 九州大学病院 臨床研究
実施計画
申請中


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