自分が痛みを伴う末期状態(死期が6ヶ月程度より短い期間)の患者となった場合に、一般国民が希望する療養の場所については、「自宅で療養して、必要になれば緩和ケア病棟に入院したい」が最も多く(般27%)、次に「なるべく早く緩和ケア病棟に入院したい」(般23%)、「自宅で療養して、必要になればそれまでの医療機関に入院したい」(般22%)、「自宅で最期まで療養したい」(般11%)の順となっている。 |
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自宅で最期まで療養することについて、多くの者が「実現困難である」と回答しており(般66%,医52%,看48%,介56%)、「実現可能」と回答した者は比較的少ない(般8%,医29%,看34%,介21%)。 |
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自宅で最期まで療養するのは「実現困難である」と回答した具体的な理由としては、「介護してくれる家族に負担がかかる」(般78%,医69%,看77%,介74%)が最も多く、次いで「病状が急変したときが不安である」(般57%,医54%,看53%,介65%)が多い。 |
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自分の患者(または家族)が痛みを伴う末期状態(死期が6ヶ月程度よりも短い期間)の患者になった場合に薦める療養の場所については、おおむね「自宅で療養して、必要になれば緩和ケア病棟へ入院させたい」(般27%、医33%、看48%、介25%)が最も多く、「自宅で療養して、必要になればそれまでの医療機関へ入院させたい」(般22%、医33%、看20%、介12%)、「なるべく早く緩和ケア病棟へ入院させたい」(般23%、医13%、看13%、介26%)が多くなっている。 |
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自分が高齢となって、脳血管障害や痴呆等によって日常生活が困難となり、さらに、治る見込みのない疾患に侵された場合、一般国民は、病院、次いで老人ホーム、自宅で療養をすることを希望している(各々38%、25%、23%)。また、医師は、自宅、次いで介護療養型医療施設又は長期療養を目的とした病院で療養することを希望しており(各々49%、23%)、看護職員も自宅、次いで介護療養型医療施設又は長期療養を目的とした病院で療養することを希望している(各々41%、27%)。介護施設職員は自宅、次いで介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)で療養することを希望している(各々38%、26%) |
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高齢になった場合の終末期を自宅で療養したいと回答した者は、その理由として「住み慣れた場所で最期を迎えたい」(般62%、医66%、看65%、介70%)、「最期まで好きなように過ごしたい」(般47%、医57%、看66%、介61%)、「家族との時間を多くしたい」(般43%、医55%、看58%、介56%)をあげる者が多い。 |
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高齢になった場合の終末期を自宅以外で療養したいと回答した理由としては、「自宅では家族の介護などの負担が大きいから」が最も多く(般84%)、次いで「自宅では緊急時に家族へ迷惑をかけるかもしれないから」(般46%)が多い。 |
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自分の患者(または家族)が高齢になって、脳血管障害や痴呆等によって日常生活が困難となり、さらに治る見込みのない状態になった場合の療養の場所としては、一般国民は、病院、次いで自宅、老人ホームを希望している(各々41%、27%、17%)。また、医師は介護療養型医療施設又は長期療養を目的とした病院、次いで、自宅で療養することを希望しており(各々34%、29%)、看護職員も介護療養型医療施設又は長期療養を目的とした病院、次いで、自宅で療養することを希望している(各々38%、23%)。介護施設職員は介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、次いで、介護療養型医療施設又は長期療養を目的とした病院で療養することを希望している(各々34%、26%)。 |
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