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<別添P39>
<(8) 終末期における療養の場所>
自分が痛みを伴う末期状態(死期が6ヶ月程度より短い期間)の患者となった場合に、一般国民が希望する療養の場所については、「自宅で療養して、必要になれば緩和ケア病棟に入院したい」が最も多く(般27%)、次に「なるべく早く緩和ケア病棟に入院したい」(般23%)、「自宅で療養して、必要になればそれまでの医療機関に入院したい」(般22%)、「自宅で最期まで療養したい」(般11%)の順となっている。

 あなたご自身が痛みを伴い、しかも治る見込みがなく死期が迫っている(6ヶ月程度あるいはそれより短い期間を想定)場合、療養生活は最期までどこで送りたいですか。 (○は1つ)
問の番号 一般4―1

終末期における療養の場所のグラフ

<別添P40>
自宅で最期まで療養することについて、多くの者が「実現困難である」と回答しており(般66%,医52%,看48%,介56%)、「実現可能」と回答した者は比較的少ない(般8%,医29%,看34%,介21%)。

 自宅で最期まで療養できるとお考えになりますか。(○は1つ)
問の番号 一般4−1,2 医師8−1,2 看護8−1,2 介護8−1,2

終末期における療養の場所のグラフ

<別添P41〜P44>
自宅で最期まで療養するのは「実現困難である」と回答した具体的な理由としては、「介護してくれる家族に負担がかかる」(般78%,医69%,看77%,介74%)が最も多く、次いで「病状が急変したときが不安である」(般57%,医54%,看53%,介65%)が多い。

(「自宅で最期まで療養することは実現困難である」と回答した者に対する質問)
 実現できないとお考えになる具体的な理由はどんなことでしょうか。お考えに近いものをお選びください。(○はいくつでも)
問の番号 一般4−2補問 医師8−2補問 看護8−2補問 介護8−2補問

往診してくれる医師がいないのグラフ

訪問看護体制が整っていないのグラフ

訪問介護体制が整っていないのグラフ

24時間相談にのってくれるところがないのグラフ

介護してくれる家族がいないのグラフ

介護してくれる家族に負担がかかるのグラフ

症状が急変したときの対応に不安であるのグラフ

症状急変時すぐに入院できるか不安であるのグラフ

居住環境が整っていないのグラフ

経済的に負担が大きいのグラフ

その他のグラフ

<別添P45>
自分の患者(または家族)が痛みを伴う末期状態(死期が6ヶ月程度よりも短い期間)の患者になった場合に薦める療養の場所については、おおむね「自宅で療養して、必要になれば緩和ケア病棟へ入院させたい」(般27%、医33%、看48%、介25%)が最も多く、「自宅で療養して、必要になればそれまでの医療機関へ入院させたい」(般22%、医33%、看20%、介12%)、「なるべく早く緩和ケア病棟へ入院させたい」(般23%、医13%、看13%、介26%)が多くなっている。

 あなたが担当している患者・入所者(あなたの家族)が痛みを伴い、しかも治る見込みがなく死期が迫っている(6ヵ月程度あるいはそれより短い期間を想定)場合、療養生活はどこを薦めますか。(○は1つ)
問の番号  一般6 医師8−1 看護8−1 介護8−1

終末期における療養の場所のグラフ

<別添P46>
自分が高齢となって、脳血管障害や痴呆等によって日常生活が困難となり、さらに、治る見込みのない疾患に侵された場合、一般国民は、病院、次いで老人ホーム、自宅で療養をすることを希望している(各々38%、25%、23%)。また、医師は、自宅、次いで介護療養型医療施設又は長期療養を目的とした病院で療養することを希望しており(各々49%、23%)、看護職員も自宅、次いで介護療養型医療施設又は長期療養を目的とした病院で療養することを希望している(各々41%、27%)。介護施設職員は自宅、次いで介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)で療養することを希望している(各々38%、26%)

 あなた自身が高齢となり、脳血管障害や痴呆等によって日常生活が困難となり、さらに、治る見込みのない疾病に侵されたと診断された場合、どこで最期まで療養したいですか。(○は1つ)
問の番号 一般9 医師12 看護12 介護12

終末期における療養の場所のグラフ

終末期における療養の場所のグラフ

<別添P47〜P49>
高齢になった場合の終末期を自宅で療養したいと回答した者は、その理由として「住み慣れた場所で最期を迎えたい」(般62%、医66%、看65%、介70%)、「最期まで好きなように過ごしたい」(般47%、医57%、看66%、介61%)、「家族との時間を多くしたい」(般43%、医55%、看58%、介56%)をあげる者が多い。

(自分が高齢となって治る見込みのない疾病に侵された場合、自宅で最期まで療養したいと回答した者に対する質問)
 なぜ、自宅で最期まで療養したいと思いますか。 (○はいくつでも)
問の番号 一般9補問1 医師12補問1 看護12補問1 介護12補問1

住み慣れた場所で最期を迎えたいのグラフ

最期まで好きなように過ごしたいのグラフ

家族との時間を多くしたいのでのグラフ

家族に看取られて最期を迎えたいのグラフ

病気では望むような状態で死ねないのグラフ

家族や知人が自宅で最期を迎えたのグラフ

その他のグラフ

<別添P50>
高齢になった場合の終末期を自宅以外で療養したいと回答した理由としては、「自宅では家族の介護などの負担が大きいから」が最も多く(般84%)、次いで「自宅では緊急時に家族へ迷惑をかけるかもしれないから」(般46%)が多い。

(自宅以外の場所で最期まで療養したいと回答した者に対する質問)
 あなたはなぜ、自宅以外の場所で最期まで療養したいと思ったのですか。
(○はいくつでも/一般)(○は1つ/医師・看護・介護)
問の番号  一般9補問2 医師12補問2 看護12補問2 介護12補問2

終末期における療養の場所のグラフ

<別添P51>
終末期における療養の場所のグラフ

<別添P52>
自分の患者(または家族)が高齢になって、脳血管障害や痴呆等によって日常生活が困難となり、さらに治る見込みのない状態になった場合の療養の場所としては、一般国民は、病院、次いで自宅、老人ホームを希望している(各々41%、27%、17%)。また、医師は介護療養型医療施設又は長期療養を目的とした病院、次いで、自宅で療養することを希望しており(各々34%、29%)、看護職員も介護療養型医療施設又は長期療養を目的とした病院、次いで、自宅で療養することを希望している(各々38%、23%)。介護施設職員は介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、次いで、介護療養型医療施設又は長期療養を目的とした病院で療養することを希望している(各々34%、26%)。

 あなたの患者・入所者(家族)が高齢となり、脳血管障害や痴呆等によって日常生活が困難となり、さらに、治る見込みのない状態になった場合、どこで最期まで療養したいですか。(○は1つ)
問の番号 一般10 医師13 看護13 介護13

終末期における療養の場所のグラフ

終末期における療養の場所のグラフ


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