戻る

参考資料２
法令上作成保存が求められている書類

作成者 作成すべき書類 記載事項 根拠条文 保存期間 保存義務者 根拠条文 備考
医師 診療録 患者の住所、氏名、性別、年齢
病名及び主要症状
治療方法（処方及び処置）
診療年月日		 医師法 第２４条 ５年間 病院又は診療所の管理者
作成医師		 医師法 第２４条 　
歯科医師 診療録 患者の住所、氏名、性別、年齢
病名及び主要症状
治療方法（処方及び処置）
診療年月日		 歯科医師法 第２３条 ５年間 病院又は診療所の管理者
作成歯科医師		 歯科医師法 第２３条 　
臨床修練外国医師又は臨床修練外国歯科医師 診療録 患者の住所、氏名、性別、年齢
病名及び主要症状
治療方法（処方及び処置）
診療年月日		 外国医師又は外国歯科医師が行う臨床修練に係る医師法第十七条及び歯科医師法第十七条の特例等に関する法律 第１１条 ５年間 病院の管理者 外国医師又は外国歯科医師が行う臨床修練に係る医師法第十七条及び歯科医師法第十七条の特例等に関する法律 第１１条 臨床修練指導医又は臨床修練指導歯科医の署名等が必要
助産師 助産録 妊産婦の住所、氏名、年齢、職業
分娩回数、生死産別
妊産婦の既往疾患の有無及びその経過
今回妊婦の経過、所見、保健指導の要領
妊娠中医師による健康診断受診の有無
分娩の場所、年月日時分
分娩の経過、処置
分娩異常の有無、経過、処置
児の数、性別、生死別
児および胎児附属物の所見
産褥の経過、じょく婦、新生児の保健指導の要領
産後の医師による健康診断の有無		 保健師助産師看護師法 第４２条 ５年間 病院、診療所又は助産所の管理者
作成助産師		 保健師助産師看護師法 第４２条 　
歯科医師 病院、診療所又は歯科技工所で行われた歯科技工に係る指示書 設計
作成の方法
使用材料
発行年月日
発行歯科医師の住所、氏名
指示書で歯科技工が行われる場所が歯科技工所であるときその名称		 歯科技工士法 第１８条 ２年間 病院、診療所又は歯科技工所の管理者 歯科技工士法 第１９条 　
救急救命士 救急救命処置録 救急救命処置を受けた者の住所、氏名、性別、年齢
救急救命処置を行った者の氏名
救急救命処置を行った年月日
救急救命処置を受けた者の状況
救急救命処置の内容
指示を受けた医師の氏名、その指示内容		 救急救命士法 第４６条 ５年間 病院、診療所の管理者
消防機関の長
救急救命士		 救急救命士法 第４６条 　
歯科衛生士 記録 − 歯科衛生士法施行規則 第１８条 ３年間 歯科衛生士 歯科衛生士法施行規則 第１８条 　
診療放射線技師 照射録 照射を受けた者の氏名、性別、年齢
照射年月日
照射の方法
指示を受けた医師・歯科医師の氏名、その指示内容		 診療放射線技師法 第２８条 − （診療放射線技師） − − 照射指示の医師・歯科医師の署名が必要
医師 処方せん − 医師法 第２２条 − − − − 医師の記名押印又は署名が必要
− 調剤済み処方せん − − − ３年間 薬局開設者 薬剤師法 第２７条 薬剤師の記名押印又は署名が必要
薬剤師 調剤録 患者の氏名、年令
薬名、分量
調剤年月日
調剤量
調剤した薬剤師の氏名
処方せんの発行年月日
処方せんを交付した医師、歯科医師、獣医師の氏名
処方せん交付医師等の住所又は勤務する病院等の名称、所在地		 薬剤師法 第２８条 ３年間 薬局開設者 薬剤師法 第２８条 　
病院 病院日誌
各科診療日誌
処方せん
手術記録
検査所見記録
エックス線写真
入院患者・外来患者の数を明らかにする帳簿		 − 医療法 第２１条 ２年間 病院 医療法施行規則 第２０条 　
地域医療支援病院 病院日誌
各科診療日誌
処方せん
手術記録
看護記録
検査所見記録
エックス線写真
紹介状
退院患者に係る入院期間中の診療経過の要約		 − 医療法 第２２条 ２年間 地域医療支援病院 医療法施行規則 第２１条の５ 　
共同利用の実績
救急医療の提供の実績
地域の医療従事者の資質向上を図るための研修の実績
閲覧実績
紹介患者に対する医療提供及び他の病院又は診療所に対する患者紹介の実績を明らかにする帳簿		 − 　 地域医療支援病院 医療法施行規則 第２１条の５ 　
特定機能病院 病院日誌
各科診療日誌
処方せん
手術記録
看護記録
検査所見記録
エックス線写真
紹介状
退院した患者に係る入院期間中の診療経過の要約		 − 医療法 第２２条の２ ２年間 特定機能病院 医療法施行規則 第２２条の３ 　
従業者数を明らかにする帳簿
高度の医療の提供の実績
高度の医療技術の開発及び評価の実績
高度の医療の研修の実績
閲覧実績
紹介患者に対する医療提供の実績
入院患者、外来患者、調剤の数
安全管理・院内感染対策の体制の確保の状況		 − ２年間 　 　
病院又は診療所の管理者 エックス線装置等の測定結果記録 − 医療法施行規則 第３０条の２１ ５年間 病院又は診療所の管理者 医療法施行規則 第３０条の２１ 　
病院又は診療所の管理者 放射線障害が発生するおそれのある場所の測定結果記録 ー 第３０条の２２ ５年間 病院又は診療所の管理者 第３０条の２２ 　
病院又は診療所の管理者 エックス線装置等の使用時間に関する帳簿 − 第３０条の２３ ２年間 病院又は診療所の管理者 第３０条の２３ 　
病院又は診療所の管理者 診療用放射線照射装置等の入手に関する帳簿 − ２年間 病院又は診療所の管理者 　
保険医 一定の様式の診療録 （様式１） 保険医療機関及び保険医療養担当規則 第２２条 ５年間 保険医療機関 保険医療機関及び保険医療養担当規則 第９条 　
保険医療機関 療養の給付の担当に関する帳簿、書類その他の記録 − 第８条 ３年間 保険医療機関 第９条 　
保険薬剤師 調剤録 − 保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則 第１０条 ３年間 保険薬局 保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則 第６条 　
保険薬局 療養の給付に関する処方せん、調剤録 − 第５条 ３年間 保険薬局 第６条 　

◆ 　保存義務はあるがe-文書法上は適用除外にすべきもの　→　免許証等
○ 　各資格の免許証
○ 　臨床修練許可証（外国医師又は外国歯科医師が行う臨床修練に係る医師法第十七条及び歯科医師法第十七条の特例等に関する法律第４条）
○ 　臨床修練指導医・臨床修練指導歯科医の認定証（同法施行規則第１１条）
○ 　死体解剖の認定証明書（死体解剖保存法第４条第２項）

◆ 　他の法令で保存義務を規定しているもの
○ 　死体交付証明書（死体解剖保存法第１３条第２項）
・ 墓地、埋葬等に関する法律第８条に規定する埋葬許可証又は火葬許可証とみなされる。
・ 埋葬許可証又は火葬許可証は、同法第１６条の規定により５年間保存。

◆ 　保存義務はあるがすでに法令上電子保存が認められているもの
○
　臨床研修病院で５年間保存する帳簿（医師法第十六条の二第一項に規定する臨床研修に関する省令第１８条）

トップへ
戻る