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別添1

介護福祉士試験の実施方法(案)


別添2

介護技術講習会の概要(案)


 目的
 介護福祉士試験の受験者の申請に応じ、介護技術に関する講習会(以下、「介護技術講習会」という。)を修了した者には実技試験を免除する制度を導入することにより、介護福祉士試験の受験者の資質の向上及び介護福祉士実技試験の適正実施に資することを目的とする。

 受講対象者
 介護福祉士国家試験を受験しようとする者で実技試験の免除を希望する者

 講習に関する事項
(1)科目及び時間数
 講習の科目及び時間数は、別紙1に定めるもの以上であること。
(2)講師の種別
 講師の種別は、主任指導者及び指導者とする。
(3)講師の要件
 下記の要件を満たす者であって、別紙2の講習を受講した者とする。
(1)主任指導者
 指定養成施設等において専門科目を5年以上教授(指導)した経験を有する者
 介護福祉士、保健師、助産師又は看護師の資格を得た後、10年以上実務に従事した経験を有する者
 ア及びイに掲げる者と同等以上の知識及び経験を有する者と認められる者
(2)指導者
 高等学校、旧制高等学校若しくは旧制高等女学校を卒業した者又はこれと同等以上の学力があると認められる者で、かつ、介護福祉士、保健師、助産師又は看護師として、原則として、5年以上の実務に従事した経験を有する者
(4)講師の数
 必要な講師の数は、受講者40人に対して主任指導者1人以上、受講者8人に対して指導者1人以上であること。


(別紙1)

介護技術講習会のカリキュラム(案)

1 介護技術
項目 目標 講習内容 時間
介護過程の展開 事例に基づき介護過程等の講義及び演習を行い、原則を確認する。
(1)介護における目標等の講義
(2)事例に基づく介護過程に関する講義
(3)事例検討
コミュニケーション技術 コミュニケーションの技法の原則を確認する。
(1)コミュニケーションの技法に関する講義及び演習
2.5
移動の介助等 移動及び安全・安寧の介助の原則を確認する。
(1)社会生活維持拡大への技法に関する講義及び演習
(2)安楽と安寧の技法に関する講義及び演習
排泄の介助 排泄の介助の原則を確認する。
(1)排泄の介助に関する講義及び演習
衣服の着脱の介助 衣服の着脱の介助の原則を確認する。
(1)衣服の着脱の介助に関する講義及び演習
食事の介助 食事の介助の原則を確認する。
(1)食事の介助に関する講義及び演習
入浴の介助等 入浴・身体の清潔の介助の原則を確認する。
(1)入浴の介助に関する講義及び演習
(2)身体の清潔の介助に関する講義及び演習
合計     28.5
 
2 修了認定
項目 目標 内容 時間
総合評価 介護技術の総合評価を行う。
(1)事例を通して、介護技術の総合評価を実施
3.5
合計     3.5
(総計 32時間)
(土・日の2日)×2Wで1クールのイメージ(具体的な実施方法は実施主体の判断による。)
介護技術及び修了認定の開始にあたり、オリエンテーションを各30分程度実施すること。


(別紙2)

介護技術講習会の講師(主任指導者及び指導者)に対する
養成講習会のカリキュラム(案)

1 介護技術
項目 目標 講習内容 時間
介護過程の 展開 事例に基づき介護過程等の講義及び演習を行い、原則を確認する。
(1)介護における目標等の講義
(2)事例に基づく介護過程に関する講義
(3)事例検討
コミュニケーション技術 コミュニケーションの技法の原則を確認する。
(1)コミュニケーションの技法に関する講義及び演習
移動の介助等 移動及び安全・安寧の介助の原則を確認する。
(1)社会生活維持拡大への技法に関する講義及び演習
(2)安楽と安寧の技法に関する講義及び演習
排泄の介助 排泄の介助の原則を確認する。
(1)排泄の介助に関する講義及び演習
1.5
衣服の着脱の介助 衣服の着脱の介助の原則を確認する。
(1)衣服の着脱の介助に関する講義及び演習
1.5
食事の介助 食事の介助の原則を確認する。
(1)食事の介助に関する講義及び演習
1.5
入浴の介助等 入浴・身体の清潔の介助の原則を確認する。
(1)入浴の介助に関する講義及び演習
(2)身体の清潔の介助に関する講義及び演習
1.5
合 計     12
 
2 修了認定
項目 目標 内容 時間
総合評価 介護技術の総合評価を行う。
(1)事例を通して、介護技術の総合評価を実施
合計    
(総計 14時間)
土・日の2日のイメージ(具体的な実施方法は実施主体の判断による。)
介護技術及び修了認定の開始にあたり、オリエンテーションを含めて実施すること。


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