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<別紙2>

輸血医療の安全性確保のための総合対策

各種安全対策の推進に伴う日本赤十字社における血液事業の機能強化について

 本社の血液事業の実施体制について見直しを行い、血液事業についての専門的な経営陣容を整え、あらゆる事態に機動的に対応できる仕組みに本年内に改める。

non−エンべロープ・ウイルス対策等(不活化を除く)について

 ヒトパルボウイルスB19(以下、B19)については、添付文書の「重要な基本的注意」で感染の可能性は否定できないこと及び「妊婦、産婦、授乳婦等への輸血」で輸血の有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施することを記載している。
 しかしながら、輸血医療の安全性を向上させるために、B19の感染リスクを低減化した輸血用血液製剤を供給することが可能となるような検査方法について検討する。
 そのためには、B19に対するIgG型抗体検査結果が一定期間にわたり陽性と判定される血液を選択する必要があり、検査試薬の評価及び抗体検査結果陽性でB19のNATが陰性となるような検査間隔について検討する。
 一方、感染リスクを低減化した血液の適応について、国の調査会等でご検討していただきたいと考えております。


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