趣旨・目的
今後の我が国の少子高齢化の進展に対応するため、年齢にかかわりなく働ける社会の実現が急務となっている。
年齢にかかわりなく働ける社会の実現には、(1)職務の明確化と能力評価システムの確立、(2)賃金・人事処遇制度の見直し、(3)能力を活かした多様な働き方を可能とする環境整備、(4)募集・採用時における年齢制限の是正に向けた条件整備及びルールづくりを進めていくことが必要である。
このため、平成16年度以降、当面喫緊の課題である高年齢者等の募集・採用から職場への定着・順応の促進に焦点を当て、的確な高年齢者等の募集・採用の在り方、高年齢者等が職場に定着・順応するための体制づくりに係る具体的ノウハウを確立し、それを活用した個別企業に対する支援等を行うとともに、幅広い普及啓発を実施すること等により、年齢に関わりなく働ける社会の実現の環境づくりに資することとする。 |