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資料1

現行の医療計画の評価について



医療計画の実態及びその評価に関する研究


平成16年3月29日
東京医科歯科大学大学院
医歯学総合研究科 環境社会医歯学系専攻
医療政策学講座 医療管理学(政策科学)分野
河原 和夫


研究方法

1.第4次医療計画の分析
(1)現在公表されている各都道府県の第4次医療計画の記述内容の精査をおこない、その構造を分析した。

2.第2次計画と第4次計画の比較
(1)必要病床数(基準病床数)、既存病床数および病院数に関して、第2期と第4期の計画についてこの両者のデータがある2次医療圏について比較をおこなった。
(2)具体的には、現在に至るまで統合、廃止さらに分離、新設された2次医療圏域は381あるが、今回の第2期と第4期の両者のデータ比較は、そのうちの240医療圏に関しておこなったものである。



医療法


昭和40年代後半

1.医療を取り巻く社会状況

1) 社会的経済的条件の著しい変化,医学医術のめざましい進歩,国民生活の高度化に伴なう医療需要の増大等を背景として各方面から医療供給体制の格段の整備の必要性が生じていた。

2)医療保険制度の改正をめぐって,その前提問題として医療供給体制の整備が大きな課題としてクローズアップされていた。


対応

昭和47年の第68回国会に医療基本法案を提案したが,廃案に終った。

  ●医療基本法案

(1) 医療憲章的な前文
(2) 医療政策若しくは医療計画法的な本条全10条

から成っている。


医療基本法案の内容

1.前文(国の責務)
(1)生命の尊重,医療の担い手と医療を受けるものとの相互信頼の形成
(2)医療享受の機会均等などの医療のあるべき理念を確認
(3)医療供給体制の総合的かつ計画的な整備を図る

2.本条(国の責務)
(1)医学医術に関する研究開発の推進
(2)医師等の養成確保
(3)各種医療施設の体系的整備及び機能連携の強化

 これらの施策を総合的に講ずるために医療計画を作成すべき

3.地方公共団体の責務
 国の施策に準ずる施策を講ずるほか、都道府県医療計画及びその一部として自然的社会的条件を勘案して区分する地域ごとに実施すべき施策についての計画(地域医療計画)を作成することとしている。


地域保健医療計画の必要性

(1) 地域での保健医療の有機的連携の必要性
(2) 保健医療資源の適正配分の必要性
(3) 関係者が一体となって問題解決にあたる必要性
(4) 救急、休日・夜間医療対策や老人、母子医療対策の必要性
(5) 病院の乱立や医療機器の重複投資の是正
(6) 保健医療施設間の有機的連携の必要性

↓

地域保健医療計画の策定



第4次医療計画の内容


第4次医療計画の内容のグラフ



第4次医療計画の内容のグラフ



第4次医療計画の内容のグラフ



第4次医療計画の内容のグラフ



第4次医療計画の内容のグラフ



第4次医療計画の内容のグラフ



第4次医療計画の内容のグラフ



第4次医療計画の内容のグラフ



第4次医療計画の内容のグラフ



第4次医療計画の内容のグラフ



政策形成及び実施の流れの図



図1 医療計画の政策体系



第2次計画と第4次計画の比較


第2期計画と第4期計画の諸数値

第2期計画と第4期計画の諸数値の表


第2期計画と第4期計画の病床過不足状況

第2期計画と第4期計画の病床過不足状況のグラフ


第2期計画の病床過不足状況

第2期計画の病床過不足状況のグラフ


第4期計画の病床過不足状況

第4期計画の病床過不足状況のグラフ


第2期計画と第4期計画の病床過不足比

過不足比のグラフ


2次医療圏域の定住人口と既存病床数との関係

2次医療圏域の定住人口と既存病床数との関係のグラフ


2次医療圏域の定住人口と医師数との関係

2次医療圏域の定住人口と医師数との関係のグラフ


1病院あたりの病床数(病床不足圏域と過剰圏域の対比)

1病院あたりの病床数(病床不足圏域と過剰圏域の対比)のグラフ


1病院あたりの病床数(病床不足圏域と過剰圏域の対比)

1病院あたりの病床数(病床不足圏域と過剰圏域の対比)のグラフ



地域性


離島

離島の表


離島

過不足比のグラフ


離島

離島の表


離島

離島のグラフ


へき地

へき地の表


へき地

過不足比のグラフ


へき地のグラフ


へき地・離島以外

へき地・離島以外の表


へき地・離島以外

過不足比のグラフ


図 救急医療体制


統計量の表



情報の非対称性

情報の非対称性の図



専門職としての提供者の有する情報量>受け手の情報量 の場合

専門職としての提供者の有する情報量>受け手の情報量 の場合の図



まとめ

I 医療計画制度の成果
1.医療計画制度は全国的に病床の充足
2.救急医療の充実

II 課題
1.離島などの医療環境の充実
2.小児科医療の充実
3.実効性がある施策とのリンクが必要
4.住民の視点からの計画策定が必要


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