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○ | 痴呆性高齢者グループホーム数の推移 平成12年度から、介護保険法に基づく居宅サービスとして位置づけられたことを契機として急速に増加。
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○ | 質の確保のため、管理者等の研修、サービスの自己評価・外部評価、情報公開の義務づけ。 |
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(3)地域の関係者のネットワークによる支援の事例
○ | 山形県鶴岡市(痴呆性高齢者見守りサービス) 事業実施の背景 鶴岡市では、地域的に共働き世帯が大半を占め、子ども夫婦と同居していても高齢者が日中独居となるケースが多い。そのため、痴呆性高齢者が在宅での暮らしを継続していくためには、独居中の見守り的な介護が必要とされるが、それを介護保険サービスの訪問介護(身体介護)でまかなおうとすると、容易に給付限度額を超過してしまうという問題があった。 こうした点を踏まえ、市では痴呆性高齢者に対する見守りを在宅サービスに位置づけるべく検討を進めた結果、平成14年度に国が「痴呆性高齢者家族やすらぎ支援事業」を制度化したのを契機に、同年から「痴呆性高齢者見守りサービス」として事業を開始した。 事業実施主体 鶴岡市には、介護保険制度施行以前から行政との連携のもとに、住民参加型ホームヘルプサービスを実施してきた5つの団体があった。いずれの団体も介護サービス提供事業者と住民ボランティアの中間的な性格でありながら、会員の大半が介護関係の専門職資格を有しており、サービスの提供水準は介護保険指定事業者と遜色のないものとなっている。 この点を踏まえ、市では見守りサービスをそれら5団体に委託して実施している。 |