1 開催日時 | 平成15年11月20日(木)13:30〜16:00 |
2 開催場所 | 中央合同庁舎第5号館専用第15会議室 |
3 | 出席者 医学専門家 明石真言、草間朋子、酒井邦夫、別所正美 厚生労働省 菊入閲雄、小池廣治、黒谷一郎、田中浩二、他 | ||||||||||
4 | 議題
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5 | 配布資料
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6 | 議事概要 |
(1) | 多発性骨髄腫の診断について資料1、3、4を用いて検討を行った。 請求されている事案の疾病について、国際的な診断基準等に照らしたところ、臨床的には、主治医の診断どおり「多発性骨髄腫」と判断して問題ないと考える。 しかしながら、さらに正確を期すため手術時の病理組織検査の診断結果等を取り寄せる必要があるとの見解に達した。 また、発症年月日についても同じく主治医の判断どおりとして問題ないと考える。 |
(2) | 放射線被ばく以外に造血器障害を発症させるおそれがある化学物質の使用の有無について、確認を行う必要があるとの見解に達した。 |
(3) | 多発性骨髄腫と放射線被ばくとの因果関係に係る文献レビューの途中経過について資料5を用いて説明が行われた。 文献は、主として「アメリカのNational Library of Medicine の職業及び環境に関する論文のデータベース(PubMed)」を用いて、「放射線」、「多発性骨髄腫」、「疫学」の3つのキーワードで検索を行った結果、収集・内容評価を行うこととしているが、現段階においては、全部の文献収集が終了しておらず、文献の内容評価も終了していないことから、今回の会議においては、現在の作業の進捗状況の報告がなされた。 |
(照会先) | 労働基準局労災補償部補償課職業病認定対策室 職業病認定業務第二係
TEL 03−5253−1111(内線5571) |